2002年07月28日(日) フルートのレッスン

 今回は久々。でも曲は相変わらずブラーヴェのソナタ3番、アダージオ。

 一通り吹く。
 前回の注意から、
 息の流れを常に意識すること
 タンギングの時、おなかの中の底辺とやり取りをする(圧力をかける)こと
 同じく、音の跳躍時にも、圧力をかけ、かつ息量を変え、口先は全く変化させないこと
 息量を、ピアノの鍵盤のように、音の高さにあわせて1音1音適切にコントロールすること
を心がけて吹いた(吹きたかった)・・・が、最初はなんとなく〜後半は緊張が強くなってきたので、音の良し悪しには目をつぶり、音楽の流れを頼りにして最後まで辿り着いた、という感じだった。






 先生から・・・。
 5線の中の音はとてもよくなった。いいコントロールができているし、音自体もよい。そして、3段目fの辺から、なんだかよくなった。そこ以降は問題ない。
 ・・・と、とりあえず、いいことを言ってもらえる。

 そして、逆に、fより前はなんだか変なことばかりやっている、と言われてしまった・・・。とほほ・・・。

 ここから1時間のレッスンは、ほぼ最初の2小節に費やされた。

 まず、速さ。8分音符でカウントをとっているのに、そのカウントが音楽と結びついていないので、速度設定ができていないように聴こえてしまっている。
 よくなった後半はできているのに、最初の部分、まったくおかしい。

 8分・のばし
 4分・のばし
 付点8分・のばし   と、常に8分のカウントを意識しながら、最初のHの音で、何度も繰り返す。
 また、後半の良い速さ・長さで取ることができていた付点4分から、最初へつなげたりして、この、最初のHの音をしつこく練習。

 ここで、この速さ・長さで2小節間のフレーズを吹くと、全くブレスコントロールが効かなくなることが判明。
 つまり、息がなくなることが怖くて、カウントよりも早く終わりにしたい、という気持ちが働き、テンポがおかしくなっていたと言うわけだった(情けない・・・)。

 音域的にも、フレーズの長さから考えても、決して息が足りなくなることはないはず。
 そこで、息の無駄使いを徹底検証。

 何度も何度も、ワンフレーズを、ちょうどいい息量を残して(先生曰く30%残すと、次の息取りがスムーズ)終われるよう、繰り返し吹く。
 だんだん、息をセーブする吹き方にかわってしまい、expressivoを忘れないように、とも注意される。

 何度やっても、私が直せないのに痺れを切らした先生、どこだと思う?わからなければヒントを上げよう、とおっしゃる。
 Hののばしとか・・・Fisにあがるところとか・・・と自信なく言うと、×。
 答えは2ヶ所のスラー。タンギングをすると、その音の息量が確保できるため、タンギングのある音は大丈夫。しかし、スラーの音は1つ1つの音を、おなかの中の底辺とやり取りできていないので、底辺(ささえ)を使えず、息が上がってきて、無駄に出してしまっているのだった。

 ここで、すべてをスラーにして練習。音と音との間に、安易な部分(底辺に圧力をかけるのを怠ける部分)があり、それがスラーだと、安易な部分が多すぎる。それを、歌っている、響かせていると勘違いしないよう、全部スラーにして、常に底辺に圧力をかけつづけるように、その中でexpressivoできるように、と・・・。

 これも何度も吹き、できた時には、聴講していた方たちも「いい音!」と感じてくれたらしく、やはり、先生のおっしゃることは間違いがなく、私の中の問題をきちんと見つけ出してくれているのを痛感する。

 こんなことがほとんどで今日のレッスンは終了。
 先生に「あなたの問題点をさらけ出せる、いい選曲をしたねえ」と言われる・・・。そして、また次回もこの曲。
 今日は、次曲のアルマンドもかなり練習しておいたのだけれど、全くお呼びでなかった。

 でも、5線の中の音はよくなった。口でコントロールしてしまうこともなくなった、それはとてもよい進歩、と、最後にも再度おっしゃってくれ(なぐさめてくれた、とも言う)、また頑張ろう!と、すぐに忘れる毎度の決意を、また新たにしたのであった・・・。
 


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