LORANの日記
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2007年01月19日(金) 静寂


今朝目覚めて驚きました。

なんと、朝8時まで寝坊しました。

既に太陽は中天にきらめいて、私は汗をかいていました。


もう一つは、自分の中が全くの静寂だったことです。

頭の中も、体の中もシンと静まり返っていました。


それで気づいたのですが、この静寂で起きられなかったのでしょう。

私が記憶している限り、初めての静寂の経験です。


数年前から、瞑想中に静寂になったことはありました。

しかし、しばらくすれば元の状態に戻ってしまいました。


今朝は、目覚めたときからずっと静寂が続いています。

ついにここまで来れたという、すばらしいが幸福感あります。


静寂と聞くと、なにも無いという虚無感を想像されるかも知れません。

まったく反対で、無限とも言える巨大な満足感、充足感があります。

自分の内部がとても暖かく、豊かに拡がっています。


この満足感を得られたら、外界の刺激は無用です。

他人に認められたい、評価されたい、愛されたいは無くなっています。

ですから、なにも無くて幸せ、なにもしないで幸せなのです。


仙人がいたとするなら、この精神状態であったろうと思われます。

一人でいても幸せですから、他人に気を遣うのを避けた

のでしょう。

でも、完全に人との交流を断ったのではありません。

村人は病気やケガで困ったとき、仙人にお願いして治療してもらって

いました。お礼に必要な食料や衣服をいただいていました。

ですから、離れて暮らしていても尊敬されていた存在でした。


今日から新しい人生が始まりました。

私をここまで導いてくれた自分の本質と高次元の存在にこころから

感謝しています。


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