LORANの日記
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勇気には大きく分けると2種類あるようです。
1つは獲得する勇気です。
一般にはこの勇気を勇気と言っているのでしょう。
もう一つは失う勇気です。
こちらは目立たないので、あまり評価されていないようです。
獲得する勇気は、挑戦して達成する華々しさや周囲の賞賛があります。
競技や試験、冒険などの困難や難関を突破する達成感や満足感があります。
失う勇気はとても目立ちません。
例えば、恋人を失ったり、手術で胃を摘出したり、会社を辞めたり、離婚したり、
火事で家を焼失したり、会社が倒産したり、配偶者が亡くなったときなどです。
このような失意のとき、その人の勇気が試されます。
勇気があれば、このような危機を越えることができます。
もし勇気が無ければ、重い重圧に負けてしまいます。
自棄(やけ)になって酒に溺れたり、自殺したり、自分を破壊する行為をします。
他人は同情はしてくれますが、苦境にある人の真の心情までは分かりません。
たとえお金持ちがいても、「これを使え」と100万円、200万円を与えません。
「この世は薄情」と、初めから割り切っていなければ、やっていられません。
「援軍来らず」と覚悟を決めていなければなりません。
ですから、いつも万一の場合の覚悟がなければなりません。
その覚悟ができていないから、失う勇気がないのでしょう。
失う勇気がなければ、その事態を受け入れることができません。
こんなことが自分に起こったことを恨み、呪うばかりです。
周囲の人が援助しないことに怒り、恨みます。
自分の人生を恨み、呪います。
そして自棄酒(やけざけ)を飲み、健康を損ねて死に至ります。
失う勇気があれば、起きた事態を静観し、
「こんなことは人生には付き物だよ」と、潔く受け入れることができます。
事態は最小限の被害で収拾され、数年後には今まで以上に元気に活躍しています。
真の勇気は、失う勇気にあると思います。
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