LORANの日記
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2006年08月27日(日) 国家予算に思う


 07年度一般会計予算の概算要求額が、今年度当初予算より約2兆9000億円増の82兆6000億円程度になる見通しとなった。国債の償還や利払いに充てる国債費が、金利上昇の見込みから1兆8000億円増加するほか、地方自治体に交付される地方交付税などが同6000億円増加するためだ。各省庁は31日までに概算要求を財務省に提出する。(毎日新聞2006/08/28)


昨年度より約3兆円の増額です。国民一人あたりの予算は約66万円になります。

4人家族なら264万円の税金が使われています。どこへ使われているのでしょうね?


私たちは自分の存在をほとんど忘れているようです。

自分の人生の中で、社会の中で、世界の中で、ほとんど希薄な存在のようです。

透明人間になってしまったように感じられます。


自分の人生を逞しく生きていく気迫が感じられません。

たとえ自分一人でも、自分の信じることを守り通して主張し、行動する勇気が感じられません。


まるで魂が抜けたかのように、着ぐるみだけが存在しているようです。

人生の目的が、お金に困らなくて楽しい人生であればいいのでしょう。


そこには燃えるような情熱も、困難を乗り越える力強さも感じられません。

これが教育の結果であると言ったら、言い過ぎでしょうか?


日本人は従順であり、礼儀正しく、平和を愛する国民と言われています。

その通りでしょう。


それを裏返して見るとお上意識が強く、命じられたことはするが、自分が考えて行動しない

ということになります。つまり主体性と行動力に乏しいのです。


以前「役人の三無主義」という言葉がありました。

「遅れず、休まず、仕事せず。」というのです。


なにかを市民から頼まれても、「自分の仕事でないから。」「前例がないから。」

「予算がないから来年度で検討します。」などと言って、逃げてしまいます。


役所の中で上役に覚えめでたい人が、能力に関係なく出世する世界です。

上役が自分の地位を脅かすような逸材を身近に置くと思いますか?


私は地方の役所との関係を約40年以上続けましたので、それを強く感じます。

仕事をもらうためには、それ相応の危ない橋を渡ることになりますが、運が悪ければ

「(刑務所の)塀の中」へ落ちることになります。

業者も役人もそれを「運」で片付けています。スゴイ世界があるのです。


こういった連中が、予算に蟻の如くにたかっています。

もちろん先生と呼ばれる衆議院議員が、自分の特権のように配分しようとします。

政党と派閥は、予算分捕りグループの別名です。


その後ろには、選挙資金を用意する利害団体が控えています。

法律の殆どが、この利害団体の要求に従って作られていますが、国民は知りません。


故・田中角栄首相は議員立法の名人として有名でした。

自分に都合の良い法律を大量に作ったのです。それを認めた全議員は同罪です。


政府がいう教育とは、「国家の命令通りに動くロボットにすること。」です。

ですから自分が考えて行動されては困るのです。


いま政府の目指した教育の成果があります。

なんの目的も、情熱もない国民が大部分になったのですから。


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