LORANの日記
DiaryINDEX|past|will
LORANの掲示板へ書き込みをして問題を起こした人物は「多重人格障害」である可能性が高いようです。 LORANの記事に対して多くの異なったハンドルネームを用い、あるネームでは非常に攻撃的であり、あるネームでは常識的な発言をしています。なぜそんなことをするのかと尋ねても、自分もまた被害者であると主張します。 10〜20人の異なった性格の別の人物が存在していて、それぞれに勝手な行動をするのですから周囲の人はすっかり混乱させられてしまいます。
ある文書を引用してみます。
多重人格障害( MPD: Multiple Personality Disorder)とはWHOの国際疾病分類(ICD-10)の定義です。
「・・・主な病像は、ふたつ以上の別個の人格が同一個人にはっきりと存在し、そのうち一つだけがある時点で明らかであるというものである。各々は独立した記憶、行動、好みを持った完全な人格である。それらは病前の単一の人格と著しく対照的なこともある。・・・一方が他方の記憶のなかに入ることはなく、またほとんど常に互いの人格の存在に気づくこともない。ひとつの人格から他の人格への変化は、最初の場合は突然に起こり、外傷的な出来事と密接な関係をもっている。」
多重人格障害は、いわゆる精神病(精神分裂病、躁鬱病、てんかん)とは異なり、専門的には「解離性の障害」というものに分類される精神的失調のひとつです。(解離性とは、「統合されていたものが離れてしまう」、という意味で、ヒステリーから来る失明や失声などもここに含まれる)
具体的には、上の定義にあるように、文字通りひとりの人間の中に複数の人格が存在する、ということになるのですが、それは私たちが普段「あの人は二重人格者だ」と言うように、いろいろな側面の人格を持った人、というようなレベルのものではありません。それはまさに本人とは別人の、別個のアイデンティティーを持った人格がひとつの肉体の中に存在していて、それが繰り返し本人をさしおいて「表舞台」に現れ、勝手に行動しているのです。そして重要なことは、別の人格が活躍している間、本人(および他の人格)にはその間の記憶がないということです。すなわち本人は、自分がいつからいつまでの間、どこで何をしていたかさっぱり記憶がないということがたびたび繰り返され、全くした覚えのない約束をしてしまっていたり、身に覚えのないことでとがめられたり、ということがちょくちょく起こることになります。
そして驚いたことに、それらの別の人格(副人格)たちには、それぞれ自分の名前があり、異なる生育歴をもち、性別、国籍、年齢が異なる場合があるほか、同じひとつの肉体に存在しながら、それぞれの容貌や体格といった身体的特徴も異なっているというのです。さらに訛りなどの言語的特徴や、話せる言葉、筆跡、それぞれの知性も才能も嗜好も異なっています。(ビリー・ミリガンの例参照。)
そしてこれらは、薬物やアルコールを服用しなくても、現れてくるのです。
・その他の特徴など
多重人格障害の報告が圧倒的に多いのは北米ですが、アメリカ精神医学協会の診断基準(DSM-IV)の定義のうち、上に漏れている部分を補足すると次のようになります。
・時に自分勝手な人格は、表面に現れる人格に対し、声や視覚的な幻影によって割り込んでくることがあり、ここで精神病との誤診が起こりやすくなる。
・複数の人格の数は2〜数百に及ぶが、半数のケースでは10以下である。
・多重人格の人は性格的に受け身で依存的で、自分を責め、気分が沈む傾向にあることが多い。また被暗示性が高く、催眠にかかりやすく、暗示にかかりやすい。
・近年アメリカで高い率で報告されており、文化特有の症候群であるとの議論もあり、まだ決着がついていない。
・男女比では3倍〜0倍、女性の方が多い。男性は平均約8人、女性は平均15人以上の人格を持つ。
・多重人格障害は慢性化が起こりやすく、再発しやすい。
・40歳を超えると多重人格障害はおさまりやすくなる。
|