LORANの日記
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日本の医師免許を持たないイタリア人医師が今年3月、神戸市の病院で、心臓バイパス手術に加わっていたことが14日、分かった。
医師は同手術の世界的権威で、学会出席のため来日し、技術交流を目的に同病院を訪問していた。市保健所は、医師法に違反する可能性もあるとして、病院から事情を聴く方針。
医師法は、日本の医師免許を持たずに医療行為を行うことを禁じている。
このニュースを聞いて、なにか釈然としない思いが残ります。
日本の医師免許が無ければ、日本での医療活動ができないという法律があります。
もし、その医師の医療を受けたければ、その国に行けと言うのです。
これは、日本の医師が外国人の医師の活動を妨害して、縄張りを守ろうとしているからです。
日本には、このように業界の利益を守るための法律が数多くあります。
業界が政治献金をして、縄張りを守ろうと様々な規制や資格制度を作っています。
今、問題になっている医師会の献金事件も、その一つです。
国民はこのような与党と業界のなれあい政治を厳しくチェックする必要があります。
業界の保護のために法律が作られ、それを運用するために役人が増え、税金が増えるという後ろ向きの政治をやめさせなければなりません。
法律が実態にあわなければ、速やかに法律を改正か削除すればいいのです。
国民にとって必要かどうかを、いつもチェックする必要があります。
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