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冷たい月の夜に
2006年01月24日(火)
冷たい月の夜に キミの痩せた背中を想い出してた 指先にふれる その痛い棘を ふわりと舞う雪の中で キミだけを抱きしめていた
冷えたつま先の凍えさえ気にならず ただ キミの透明な瞳だけに囚われていた
夜
青白い月明かりの下で 陶器のようなキミの頬に触れる 睫毛に雪が舞い降りて 手にあるぬくもりだけを感じてた
キミの背中を見送りながら 儚く消える雪ならば いっそ一緒に消えてしまいたいと願った
痛みも疵も優しさも嘘も とけてしまえばいいと願った
そんな 夜
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