はるもにあ...Hako

 

 

過去 - 2005年09月04日(日)

過ぎてしまったことはきれいなとこだけ残ってしまうものだ。
前を向いていくために。

そう、前を向いていくために。
決して、思い起こして語るんでも、懐かしむんでも
ましてや戻るんでもなくて
前を向いて、別の場所へ行くために

私にはもう何も言えないのだ。
言えるわけがないのだ。
彼女たちががんばってきたこの3ヶ月間、
私は何ひとつしなかったのだし
思い出すことさえほとんどなかった。
言えるわけがないのだ。
私はあの場所を捨ててきたのだから

懐かしく話すことなど、楽しむべきじゃなかった。
余計なこと話すんじゃなかった。

別に私がいたからといって、うまくいくとは言えないだろう。
ましてやあのとき私は、もうホントにがんばれない感じだったし
そこから開き直ってやれたらって思うことはあるけど
そうできた、とはとても言えない。
それはこの、「転がり込む」っていう選択にしてもそうだ。
他に「そうすべきだった」「それが望ましかった」と
言える選択肢はあっただろう。
でも、あのときはそうするより他になかった。
それはそう思う。
だから後悔なんて、したって仕方がないのだ。
何の意味もないのだ。

では、今は?

そこから始まる、消化しきれないもやもやがある。
それを超えていかないことには、次に行けないのだ。
いや、次に行くことでそれを超えるのかな。

どっちにしても、戻ることではない。
進むことと、それと時間

苦しまぎれに言葉で埋めようとすればするほど、
何かをこわしてしまったりするんだ。



...



 

 

 

 

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