| 2003年04月01日(火) |
るかちゃん映画鑑賞会「欲望の翼」 |
ジャッキー・チェーンの格闘映画や、Mr.BOOのようなお笑い映画に 代表される香港映画が大嫌いだった。 そんなアタシの気持を動かしたのは、 「欲望の翼」という映画で、 主演はレスリー・チャンである。 ウォン・カーウァイ監督の映画は、今までの香港映画の型にはまらない 斬新なものを感じる。 60年代の香港のすえたような風景。 映画の暗さとは対照的な南国的な音楽。 心に茨のある主人公を演じたレスリーは、はまり役だと思う。
正直言って、カンヌでグランプリを撮ったチェン・カイコーの 「さらば、わが愛/覇王別姫」を見たときは、レスリーの良さが あまりわからなかった。 その後、レスリーの映画は色々みたが、やはりこの映画を超えるものは アタシには見つけられていない。
しかし、そんなレスリーが投身自殺をしてしまった。 レスリーは男色家として有名だが、恋人との関係を、あまりにも執拗な香港マスコミのパパラッチ攻勢を受け、近年は2人の仲に亀裂が生じていたらしい。 精神的に悩んでいたような遺書がみつかっている。
ショックを受けたアタシは、レスリーの大ファンだった友人にメイルを打った。 返事はすぐにきた。
「サインつき写真集(注:1万円もします)も オークションで うっちゃおかとおもってたけど、もうお宝だ。いやああああん。」
あの…。(=Θ=)
この晩、アタシの頭からはこの映画の南国風音楽と、「涅槃で待つ」という言葉が 頭から離れなかった。
御冥福を心からお祈りします。
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