まろやかな日々
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2005年08月05日(金) 悲鳴

うれしかった。
涙が出る程に。

でも、痛かった。

友だちが、誰よりも早く教えてくれた「妊娠」。

市販薬でそれが判って
月曜日に、病院に行くという。

私が、手術日を決める日に
「おめでとう」って言われるであろう彼女。

彼女が味わっていた辛さ、苦しさ
誰よりも解っていた。
だから、本当にうれしかったの。

なのに、一緒に感じる痛みに混乱した私は
彼との関係に波を立ててしまった。

彼に謝って、許してもらった後も
悲しい気持ちは、どんどん押し寄せてきた。
それは、妊娠できない悲しみというよりも
今までに感じたことのある全ての悲しみが、グルグルと渦を巻いて迫ってくるようで
どうしたらいいのか解らなくなって、涙が止まらなくなった。

助けてほしかった。
でも、彼は
許したにもかかわらず、私がいつまでもいじけているのだと勘違いして
助けに来てくれない。

本当に助けてほしい時には、誰も来てくれない。
いつも、そうだった。
今日もまた。

ココロが、悲鳴をあげて
深夜の街に飛び出そうとした時
彼が、やっと気がついて抱きしめてくれた。

遅いよ。。。

彼の温もりが
私のココロを溶かしていく。



あの頃私は。。。

華泉 |MAIL
まろの気まぐれ日記
まろ様へ
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