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■ 焦がれる。
俺のほうが上手いやん。
もう、何度目か解らない呟きを喉の奥へと押し込める。 飲み込んだ言葉は俺の体の中で消化不良を起こして、むかむか吐き気がする。
醜い俺の心のうちを見透かすようにあいつは笑う。 いや、本当は何も何一つ解っとらへんやろうけど。
明るい街灯が羽虫を吸い寄せるように ただ意味もなく俺はあいつに惹き付けられるんや。
あいつに比べたら俺はただの虫や。 居てもおらへんでも大して変わらん。
それなのに俺らは何故か並んで踊るんやな。 真ん中で踊るあいつが眩しくて、ついつい目を伏せる。 軽やかに動くあいつの足元だけが目に入る。
やっぱ、俺のほうが上手いやん。
それでもあいつは太陽なんやな。
----- かみゆま。 解るひとにだけ。
2008年11月20日(木)
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