終幕は。 何でいつも、こう、突然に訪れるのだろう。
また、大切な人を、失ってから気がついた。 否。今回は、完全に失ったわけではないけれど。
後輩がサークルを辞めた。 最近来ないな、とは思ってたけど、まさか。 冗談半分で送ったメールに思いがけない返信。
胸騒ぎがしなかったわけじゃないけど、考えたくなかった。 真夜中過ぎの告白に、アタシは寝るどころじゃなくなってしまった。
一縷の希望を胸に電話。 結果、惨敗。
奴は男らしかった。 一回辞めると言ったものを、へらへら戻るわけには行かないと。
何で、何で、一度でも相談しなかったのよ。 何で。最近に限ってメールしなかったんだろう。 もっと早くに連絡を取っていればって、仕方のない後悔をした。
ねぇ。でも。楽しかった。 三時間も、よく話したね。アタシは電話代の請求が怖い。
いくらでも話せるんだよ、あんたとは。 かけがえのない、友達だと思うから。 また、話そうね。連絡を、くれなきゃいやだ。
いつもいる、って思ってたから、考えたことなかったけど。 意外と大事な人だったよ。失ってしまいたくないと、思った。 やっぱり、周りから、消えてから。
P.S てゆーか、あんたはね。 誰と誰は絶対怪しいって!とか言って盛り上がってたけど 一番怪しがられてたのは、あたし達らしいから。言わなかったけど。 灯台、もと暗しってやつですね。 そんな噂が消え去ってしまうのも、ちょっと悲しいものかも。
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