ある病院検査室でのヒトリゴト “REVENGE”...フィクサー

 

 

【自覚はあるのか?】 〜no awareness〜 - 2010年01月11日(月)


最近は、殆ど週一回の更新になってますが・・・
全く何もない、ってワケじゃなく・・・

この前、就業間際にあった出来事。

ある日ある時・・・
ある患者が他院紹介でやってきてた。
足のリハビリ目的。

午前中から転院後、即、足のリハビリ開始。
入院時の検査なんかアトまわし状態で。
ま・・・入院時の検査なんか、どうでも良いんだケドも。

午後になって・・・
その入院時検査のECG(心電図)。
自分じゃないケド・・・ある検査技師がやりに行ってた。

片足だけが、腫れていた、そうで。
所謂ひとつの・・・浮腫、ってヤツ。

それを担当の整形外科医に言ったら・・・

「ABI(下肢動脈硬化指数検査)と下肢動脈echoを。」

・・・などと、言われたそうで。
それを聞いた自分は・・・

「それって動脈じゃなく・・・静脈じゃないの?」

そう言い返しておいた。
その心電図検査した技師が・・・ちょっとアホ、だったってのは否定できない、が。

で、その意見を担当医に言って(アトから思うと本当に運良く)、
下肢静脈のechoとなった。

結構就業時間過ぎての検査・・・
まぁ・・・面倒なんだけケド、しょうがない。
自分は残業もつかないしね。
(管理職は付かないのです。)
下肢echo出来るのが自分しかいない、ってのが・・・運の付き?

超音波のプローブを足の付け根に置いた瞬間・・・

“アカン・・・コレは・・・!!!”

左足の静脈、全部・・・根元から血栓で詰まってた。

「担当医、呼んでもらえます?」

・・・いつもと同じような声で看護師にそう言って。
担当医に見て貰った。

もしあのとき気がつかなくて・・・
ABIなんて検査してたら・・・
血栓が脳や心臓に飛んで脳梗塞、あるいは心筋梗塞になる。
(両足の血圧をかなりの圧力をかけて測定するので、
その時の物理的な圧力で血栓が飛ぶ。)

それより前に・・・

“リハビリしてたんだろ?!足の?????”

なんで・・・気が付かない?
理学療法士(で良かったっけ?)は、何も考えていないのか?
足の運動で血栓飛ぶぞ?!
医者が言ったからって、その内容鵜呑みにして、
危険が伴う様な事も平気でやるのか?
その前に、担当の整形外科医は診察した時に、
そんな初歩的なコトを見逃していたのか・・・?
ホントに・・・危険なコトやってたっていう、自覚無いの?!

で・・・
結局・・・
何事も無かったかのように・・・

“患者さんは、紹介してきた大きな病院に逆送された。”

ココでは、そんな専門的な治療・・・出来ないからね。
それよりも・・・

“なんでその担当医や理学療法士は報告書書かない?!”
(報告書=インシデント・アクシデントレポート、みたいなモノ)

そんな感じで・・・

今も・・・何事も・・・

“ありません。”





...




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