ある病院検査室でのヒトリゴト “REVENGE”...フィクサー

 

 

【最後の日】 〜the Day of Judgment〜 - 2009年09月21日(月)


昨日の当直明けで・・・自分のこの病院での勤務が終わった。

いそがしかった。
それなりに。

土曜から日曜にかけて24時間・・・

吐血患者のために輸血の交差適合試験やり、
腹痛患者のために超音波検査をやり、
インフルエンザ疑い患者のために抗原検出定性検査をやり、
(インフルエンザはもう一回、今月中に現状の感想書きたい・・・)
上記を含む10数人の患者のために、
数え切れないくらいの血液検査をやり・・・

・・・で、終わった。

この病院自体に・・・感慨は全くと言っていいほど無い。
気になるのは、この場所にいる管理職で無い一般職員に対してだけ。
特に検査部の下っ端さん達の行く末・・・

脳波のTさん(あ、この人は管理職だった)は、もう定年1年前・・・
自分を脳波検査の後釜に据えるつもりが水泡に帰して、
今後の対応に頭を抱えてる・・・みたい。
昨日の夜中にわざわざウォーキング最中に病院に寄ってくれて、
(当直業務が開始からいきなり忙しく、挨拶できなくて)
挨拶と陣中見舞いのおにぎり置いて行ってくれて。

Y.Uさんも同様に・・・
実家に帰る前、小型スーツケース引きずって自分に挨拶に。
確かに彼女は天然入ってるんだケド・・・
「おせわになりました・・・」
その言葉に自分は思う。
“ホントはどっちが世話になったのか?”
・・・って。

自分の学校の後輩、H.Mさん・・・
土曜の当直明けに、何度も振り返りながら・・・
「また、会えますから!」
そう言って帰って行った。
本当にココからいなくなりたいのは・・・
“彼女自身かもしれないのに。”

現在、一番下っ端のM.Kさん・・・
「こんな田舎者に一般常識や検査の考え方教えてもらって・・・」
とか言ってた。
まぁ結構、常識はあるんだろ〜ケド、
単にちょっとこの子も天然入ってるだけ、ですか?
でも、一番今、この中で不安になってるのは・・・彼女だろうに。
“みんな、辞めていく・・・”
そう、彼女自身が言っていたから。

そして逆に・・・
上に対しては・・・

“何も考えられない。”

Y科長やM副主任には特に。
このまま・・・

“アホな事やって、自己崩壊していくだけ。”

・・・そう思うくらい。
今ももうすでに・・・そうなってるが。
周囲にだけは迷惑かけないで欲しい。
ただそれだけ。

病院組織にも同様な気持ちしかない。
もう・・・どうにでもしてくれ。
この先上層部の無能さが、より強調されるだけだろう。


終了間際、当直が一緒だった副院長に、

「当直や休日勤務に来てみては・・・?」

とか言われたが、
“当直が無い場所だから、むこうへ行く”
とか言って、断った。
本当はもう・・・二度とこの場所には・・・・・・・・

でも、ちょっとだけ複雑・・・か?


来月から、
新しい場所で・・・

はたらきます。





...




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