ある病院検査室でのヒトリゴト “REVENGE”...フィクサー

 

 

【ドラマの様な当直の日】 〜like a drama〜 - 2009年07月18日(土)


最近のやる気無し状態が深刻な為、
あんまり書く気も起らないんですが・・・

この前の当直の日・・・
ある患者さんが救急車で運ばれてきてた。

26歳、女性。
華奢な美人さん。

ちなみにつきそいは20代半ばの、まぁ・・・
それなりに男前にみえる男性ひとり。

主訴、腹痛・・・?
ちょっと神経的にも参ってる・・・???
よくワカラン状態・・・・・

当直医は、レントゲン撮っただけで、
便秘による腹痛と診断して、下剤とかかけて様子見てた。
でも・・・様子が何か違ってて・・・
一向に良くならない様子、で。

そして・・・
夜が明けて、朝の担当医がやってきて・・・
めずらしくしっかりした、この日の救急担当看護師が、
「他の検査やった方がいいんでは・・・?」
やってきた担当医に直訴して、
やっとで血液検査と腹部超音波検査が出た。

当直からそのままの自分が検査を担当したら・・・
子宮が・・・・・腫瘍だらけで・・・
ついでに・・・腹水まで多量に出てて・・・
腹膜播種の可能性も・・・でてきたり・・・

自分は、担当医が変わったコト知らなかったんで、
当直医の方電話で呼び出して内容話したら・・・
完全に・・・この医者・・・どうかしちゃってるんじゃない・・・・・・?
そんな感じ、で。

で、朝にきた担当医にもう一回説明して・・・
自分がいるこの病院には婦人科が無いんで、
婦人科のある病院に行かせなきゃならない、
とかになったんだケド・・・

この患者さん・・・
関東方面から親に内緒で、大阪にいてる彼氏に会いに来てて、
で、親からは当然行くの止められてて・・・
だから・・・

「親には絶対に(病気の事は)知らせないでください・・・・!」

・・・そう言ってた。

コレって・・・どうしたらいいの・・・?

付き添いは、単なる彼氏であって血縁者では無いから、
(結婚してるワケではないので)
こっちからは彼女の病態は言えない。
でも、彼女に直にこの状態を言えば、
間違いなくこの場で卒倒しかねない。
(タダでさえ精神状態非常に悪いから)

専門医のいない病院では入院も出来ないし、
この状況では・・・どうにもならないんよ・・・・・

結局は、超音波検査の内容と血液検査の内容を全部、
別の産婦人科に持って行ってもらうコトで落ち着いた・・・模様。
「婦人科領域でココでは診れない。」
・・・・からって。

当然・・・
最終的な病態は本人には伝えてない・・・様子。
真実は・・・全部・・・“紹介状の中”、ってコトか・・・

なんか・・・逃げてしまってる・・・みたいな気もする・・・ケド・・・
なにもかもみんな・・・全部・・・が・・・・・

当直明けで・・・

ちょっとねぇ・・・

・・・気が重かった。

若いのに・・・・・・


それもあるが・・・

“ちゃんと問診・触診・聴診したうえでキチンと診察したのか?!”

・・・そっちの事実に関しても、

この日は・・・

・・・・・気が重かった。



こんな場末の・・・病院で・・・さ・・・・・


...




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