ある病院検査室でのヒトリゴト “REVENGE”...フィクサー

 

 

【犠牲者】 〜a victim〜 - 2009年01月14日(水)


前回にもちょっと書いたような感じだったケド・・・
一番下っ端の、H.Mさんが壊れた様子。

仕事やそのニンゲン関係・・・
そんなのに疲れ切ったみたいで。

「涙が突然あふれてきて止まらない・・・」

そんなコトも言っていた。

その上・・・

食事が出来ない。
眠れない。
体調がすぐれない。
発熱、腹痛、嘔吐・・・の繰り返し。
タダでさえ、ちっさくって痩せてるんだから・・・
かなりきびしいみたいで。


昨日、出勤だったのを休んで今日出勤にしたのは良いが、
今日の顔見たら・・・
やっぱり、かなり・・・“いってしまって”る。


有無を言わせず・・・

「休んで帰っていいよ!」

と、自分が言ってやっても・・・
なかなか・・・首を縦に振らない本人がいてたりして。
当直明けの自分が、彼女を引きずって・・・帰路についた。

ちなみに・・・

“科長は先週金曜日から、まともに日勤に来ない。”

昨日も今日も休んでる。
理由は子供の体調不良・・・“らしい”が。
コレで責任者、ってのがなんだか、ねぇ・・・
他に理由が・・・ある様な気がして、ね?

そんなワケで、科長には確認なしで、
肩書き無しのこの自分が・・・今回の処置を選んでみたり。

ま、結局はほとんどみんなが説得したんだケド、ね。


その彼女を引きずっての帰り道、
なんにもしゃべらない、ってのもおかしいので、
多少話してる。

で・・・こんなコト、言ってきたりして。

「自分自身の・・・
落ち込んでたり悩んでいたりしてる事すら判らないんです・・・」

彼女、自分自身のコトすら判らなくなってきてるんよね。
で、ツボにはまっておちこんでる、と。

でも・・・ホントは違うんだと・・・思ったりもするこの自分。

「あなたはやさしすぎるんよ。
他人の事の方を気にし過ぎて、自分自身の事をどっかにほ〜り出してる。
自らの事をもっと優先して、自分の意見で自らに自信を持ってれば・・・
それで良いんよ・・・」

ついでに、

「知力、能力はあなた自身、申し分無いんだから!
体力は・・・ないけど、さ。
でもその若さで、ココまで出来るのはなかなかいない。
だから、もっと自信持っても・・・いいんでない・・・?」

続けて・・・

「あんなアホウなヤツは・・・ほっとけっ!無視っ!!!」

とか、つけ足したり。


科長やその他アホなヤツから・・・
いろんな無責任なコト言われて、その判断に苦しんだあげく、
仕事内容のキツさやニンゲン関係の複雑さに翻弄されて・・・
(やっぱ、事務員のお嬢さんとは・・・一悶着ある様子で。)

ホントは、全部・・・この子、自分自身で・・・
“全部わかってる”んよ。
何もかも。
でも、他人を傷つけたくない、なんとかしたい。
だから・・・したくはないケド、自らを傷つけるコトを選んでしまった。
ただ、それだけ。

食べれてないってんで・・・
甘いモノ、茶店で食べさせて・・・
(彼女は生クリームどっさりのシフォンケーキ。
自分はレアチーズケーキ。)
まぁ・・・あれだけ食べたら・・・
エネルギー源だけは・・・なんとかなるでしょ・・・



まだまだ・・・アトをひきそうな・・・

そんな当直明けのある日でしたって、さ・・・・・





...




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