ある病院検査室でのヒトリゴト “REVENGE”...フィクサー

 

 

当直時の“ゆううつ・Ver.2.0” - 2002年02月21日(木)

膝の方は・・・
痛いんだけど、身体が痛いのを覚えてきてる。
例えば、“完全に伸ばすと痛い”とか、
“大腿部を内側にひねろうとすると痛い”とか・・・
勝手に覚えちゃって、そういうことをしないようになってる。
まぁ、でも、痛いのはかわらない・・・んやけど。(笑)

昨日休みだった「JUN」ちゃん復帰。
でも、しんどそう。
咳、鼻水、頭痛・・・ひどそうに見える。
薬も飲んでも、効いてないみたい。
で・・・みんなで、「JUN」ちゃんかばってた。
午後からは自分が、「JUN」ちゃんの当番のトレッド・ミルやってた。

そんで・・・
生化学のAU600というオリンパス製の生化学項目計る機械が・・・
調子悪い。(前からなんやけど。)
もう、オーバーホールを一回もしてない・・・みたい。
自分も知らなかったケド。
“ちゃんとうごけよ・・・”
でないと、病棟に文句言えないから・・・ね。(苦笑)

病棟で、血液検体の取り違え・(点滴)ルート側採血が非常に多いケド・・・
全然、良くならない。
で、検査部でハット・ヒヤリ報告書を書くけど、
(事故防止報告みたいなもん。この名前の付け方もキライだ。ふざけてるんか・・・?)
“病棟は、殆ど書かない。”
「いそがしい。」とか、「わすれてた。」なんて言って。(婦長自らが。)

仕方なく、検査部で書くけど・・・多すぎ。(苦笑)
で・・・
この2日前ほどに、自分が検査用に、『事故防止・阻止“表”』を作った。
(次の日、いきなり書いたのが・・・イヤだ・・・苦笑)
これで、思いっきり集計して・・・“文句言ってやるっ!”
でなきゃ、なくならない。こういうのは。
でも・・・今まで書いた報告書・・・

“誰が集計して、活用してるの?!”

書いても書いても、意味がないんじゃ・・・
何のための・・・報告書なんだろう?
(やっぱ、その名の通り、ふざけた報告書なのか?そうは思いたくはないが・・・)

当直は・・・
いそがしい。
なんかわけわからん。(苦笑)
某市民病院が近くにあるけど、夜中も夜中にそこから電話・・・
「腹痛の十二指腸潰瘍の患者をとってほしい・・・」
みたいなことで。

んで・・・みたら・・・
十二指腸潰瘍穿孔の腹膜炎・・・

“レントゲンもとらないのか・・・・?市民病院は・・・”

レントゲンでfree airおもいっきり。
echoでも同じく。潰瘍底らしきものまで見えた。

そんで、この患者さん、“歩いてきた”。

“こういうときこそ、救急車呼べよ・・・!!!”

もう・・・公務員は・・・嫌い・・・型どおりしかしない・・・
状況判断できないんやね。

でも、ある人が言ってた。

「公立病院が、“真剣に”患者取って治療しだしたら、
私立の病院は、全部“わや”(めちゃくちゃ、って意味?)になるやろね・・・」

そうなんだろうね・・・実際は。
悲しいけども。

緊急opeで・・・
大網充填術・・・あっさり、ope終了。
でもね・・・
そんな時にでも、出血時間の検査しないといけないものなん?
疑問に思う・・・
(いちおう、終わってから文句は言いに行ったけど・・・
当直帯緊急時では、余計な検査を極力さける・・・みたいなことを。)
判っていないだろう。外科だから。(院長直属だから。)
そう決まってることを守らないのは・・・問題だと思う。
約束は、“破るためにある”のではないんだから。

しかし・・・
echoだって時間かかるし、
そういう時って、出血時間くらいしてもいいんじゃない?
って言われたら・・・そうかも?って思う。
時間取られるだけで、あんまり役に立たない・・・検査だけど。
どうなんやろ・・・ね?
改革してみる・・・?!
(・・・誰がって?そりゃ、自分より“若い人”達じゃん!笑)



【用語説明】
“(点滴)ルート側採血”
点滴の入った側の血管から採血すると、点滴内容で血液が薄まる。
で、データが変わる。でも、点滴内容にはグルコース(ブドウ糖)とカリウムが、
非常に高いモノが多く、この2項目だけは異常に高値となる。
見れば速攻でわかる・・・と思う。(検査技師はね。)

“ハット・ヒヤリ報告書”
病院内でのみ使われる・・・ようだ。
実際、事故防止の全国大会の報告でもその名は使われている。
この名、『バッド・キアリ症候群』から取っているようだ。
自分は思う・・・“絶対ふざけてる!”
ちなみに、『バッド・キアリ症候群』は…
原発性肝静脈閉塞症の総称。肝静脈が何らかの原因で詰まっておこる疾患。
肝細胞癌などで静脈が閉塞されることが多い。
“しかし・・・名前で事故防止できるんやったら・・・苦労せ〜へん・・・っ!”
(まぁ、注目されるって意味もあるだろ〜けど・・・)

“free airおもいっきり”
穴が空いてるから、そこから腹腔内に空気が入って、
X線写真やechoで、空気が見えたりする。

“大網充填術”
穴空いてるトコを、腹腔内にある大網っていう脂肪組織(主に)で、
ふさぐope。簡単に出来る・・・みたい。

“出血時間”
耳たぶで行うコトが多い。(腕でやる場合もある)
ランセットっていうメスのちっちゃいヤツで、耳たぶ突き刺して・・・
出血させ、何分で出血が止まるか見る検査。
極めて原始的で、その時間は再現性が非常に悪く・・・
はっきり言って、ほとんどやる意味がない。
しかし、“日本の外科”は好んで行う。(欧米ではやらないことが多い)
なんでや・・・?!やっぱ、日本は遅れてる?


...




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