ぴんよろ日記
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ステレオを下に移動。ヤナちゃん(柳原陽一郎さん)の唄を聴くために…。だってねぇ、四半世紀近く聴いてきた唄が、目の前で唄われたんですもの…そりゃ漬かりたい気持ちもわかるよ、自分。 ライブの途中って、かなり好きな人のものでも、違うこと考えたりボーッと意識が飛んだりするのだけど、日曜日のライブは終始釘付け、心底「終わらないで〜!」と思った。世間的には「『たま』の人」であるヤナちゃんだが、ソロになってからのファンも増えているらしい。会場のライブハウスは超満員だった。開場時間に着いてみたら、すごい行列ができててあせったけれど、飲み物を買って、前の端っこのほうに座ろうとしたら、隣のお姉さんが「ここ、とっても体格のいい男の人が来るんです。だから、よかったらこちらにどうぞ」と言って、自分からは座りたくても座らないような「マジど正面!」の席を勧めてくれた。そのおかげで、もうほんと、目の前で!目の前で!
(ライブのことは…書けない…とにかく…じーん…隣に座ってたお兄さんが泣いてた…)
そしてライブのあと、CD(いちばんお気に入りの、でもお気に入りすぎて行方不明になったので2度買いの)と本を買って外に出て信号待ってたら、また違うお姉さんが話しかけてきた。「サインはもらいました?もらってないの?もらえばいいのに!してくれますよ!私、お金おろしてなくてCD買えなかったら、お金おろして来る!待ってて!」そう言って、ドドドーッとコンビニに走って行ってしまったので、ポカーンと待ってたら戻ってきたので、2人でまたライブハウスに戻ってみたら、たしかにヤナちゃんが、ギター磨きながらサインしていた!サインって、特に本にはぜんぜん欲しくないほうなのだが(だから自分が『サインして』って言われると、ほんとにほんとなのかなぁ、大丈夫かなぁ、って思う)、や、ヤナちゃんである。買ったCDを差し出すと、「お名前は?みどりさん。字は?あぁ、ひらがな、はいはい、みどりさん」なんて言いながら、ひょろ〜っとサインしてくれたので、「あの、もう、生きててよかったです!」って伝えると「それはそれは、これからも生きててくださいよ〜」と、あの声で…。 いやー。すばらしかった。それまでがものすごいハードな日々だったので、風邪をひきかけてもいたのだけど、目の前でヤナちゃんの唄を浴びたら、そんなものは吹き飛んでいったのだった。
ライブって、なるほど…「生」ってことか…。ものすごく納得。
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