ぴんよろ日記
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哺乳類時代が終わり、ごはんをモリモリ食べなくてよくなってうれしい。食べることは大好きだけど、もう年も取って燃費もいいし、完全に「量より質派」なので、本来の食生活に戻れて快調。夜は乾杯のビールとおいしいおかず少々と、その後のワインか日本酒数杯と、それに合うつまみがあればいいのだ。哺乳類生活で食べられなくてなにがつらかったかって、そりゃー、チーズとベーコン。どちらもたくさん食べたいわけじゃないけれど、朝や夜更けにほんの少し、おいしいのを食べる幸せはなにものにも替えがたいのである。 そしてついに、トースターを買った。これまでガスの魚焼きで朝のパンも焼いていたが、焦がすことたびたび。でも、置く場所などの関係で、導入していなかった。それが今回の模様替えで可能に!今朝はトーストとベーコンエッグが一緒にできあがって感動。フライパンも汚れず、パンも焦げず、すばらしい気持ち。デザイン重視で選んだ見知らぬメーカーの2500円のトースターよ、ありがとう!
昨日はダンナ母の目の治療の付き添いで、大学病院に行った。彼女が美徳とする「いくら自分がつらくても、言いにくいことは『相手のためを思って』極力言わない」性格が今回も災いして、糖尿から来る目の不調を放置すること数年、失明寸前だった模様。「小さな芽を摘まなかったばかりに、あとで大きなシワが押し寄せる」という、いつものパターン。絵に描いたような「地獄への道は善意でなんとやら…」である。だいたい今回も、ずいぶん前から「目が見えにくい」って言ってたので「糖尿から来てるかもしれないから、先生(月に1、2度、糖尿の治療に通っている)に相談したら?」と何度も言ったのに、その都度なぜだか(ほんと、なんで???)先生に遠慮して言わないので、私がこっそり病院に電話した。それとなく聞いてもらうように。そしたら「先生が『目の調子はどうですか』っておっしゃるのよ。なんでわかったのかしら」と…。そして検査したら、失明寸前。 まぁしかし、いまあれこれ言ってもしょうがないので、とにかく事態を好転させるべく、ベストを尽くすしかない。 それにしても待ち時間の長いことよ!大きな病院に行くといつも思うことだけど、病人って、元気じゃないとやれないなぁ…。しかし私は本とペンとノートさえあれば、そういう状況はかえって仕事がはかどるので、付き添いは別にイヤじゃない。昨日も、ひとつ、じっくり考えられた。この先、おなじような検査や治療の日が数回ある予定だが、むしろ「なにしようかな」と楽しみにさえ。 でも、目が見えないって、心細いだろうと思う。もはや大幅な視力の回復は望めないとはいえ、少しでもよくなるといいんだけど。
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