ぴんよろ日記
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「いつもの」美容室で、最後のカット。最後だから突飛な髪に…するわけもなく、気楽に話しながら、いつもの感じで。でももう最後。さびしいなぁ。次に髪を切りたくなったら、未知の店の扉を開かなければならない。そして「さほどどうしたいというわけでもないし、おしゃれさんでもない、だいたい今の感じで、扱いやすくしてくれればそれでいい」という志の低さを伝えなくてはならない…。
お向かいの家の山茶花が、ある角度である場所に座るとよく見える。それを、たまたまそこに座って思い出した。1年前は、まだミサキンが保育園に行ってなくて、昼間、よく抱っこしてそこに座っていたのだ。満開の山茶花を眺めながら、小さなミサキンを抱っこしていた。
紅葉が、どこもかしこも日に日に深まってゆく。いろんな色があるのに、なぜか、そしてあざやかなものほど透明感があるのはどうしてなのだろう。じっと見ていると、空気というよりも、ものすごくきれいな湖の底や、透明な鉱物の結晶の中にいるような気さえして、あんまり見続けていると戻れなくなってしまうような気がするので、あわてて目をそらす。
研究所の月報、ナマコと正月の話、いよいよ仕上げ。まだ3号目だけど、その前に作った小冊子も含めて、けっこうしつこく校正している。出かけた先で読み返したりして、何度も。するとあるとき「自分の中にいるんだけど『こちら』からはアクセスできない人」からゴーサインが出るので、プリントにかかる。その人は、なにをしろとか、これを付け加えろ、というような具体的なことは言わないのだけど、納得がいかないうちは、とにかくゴーサインを出してくれない。だから「こちら」としては、あれを入れたほうがいいってことかな、あ、これを忘れてたな、と探りつつ作り込んでいく。そうすると、ある時ふわっと何かがほどけて、すべてがなめらかにつながるような感覚があるので、ゴーサインが出た、と思う。
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