ぴんよろ日記
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ダンナがアメリカに行って、どこにいるかも何をしているかも寝ているのか起きているのかもわからないことで、いくつかのことが実感できて、なるほどなー、と思う。 ひとつには、あまりにも遠くてどこにいるのかわからないと、逆に、いつでもその辺にいるような気がすること。物質として、びよ〜〜〜〜〜ん、と、離れてしまったことで、それと入れ替わるかのように、「気配」のようなものが、あちこちに漂っているような感じなのだ。どこから来るのかはわからない。残していった洋服なのか、いつも使っている焼酎グラスなのか、そういうものからじわじわとしみだしているのかもしれない。 もうひとつは、これまで縁がなかった土地や、あるいは漠然とした「遠いところ」をイメージするとき、たとえその地のどこにいるかはわからなくても、知っている人間が「具体的に」いるのだと思うと、ロッククライミングの金具みたいな役割を果たすのか、自分の意識のようなものが、そこに向かってスーッと届く感覚がわかった。ちょっと違うけど、「ご神体」って、こんなことなのかな、と思ったりした。 いないってことは、いるってことなんだ。ほんとに。
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