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ぴんよろ日記 DiaryINDEX|past|will
そしてまた、夢の中でまで家についてばかり考えているが…正直なところ、ちょっと疲れてきた。なんにもなければ、この部屋を出ることも考えなかったし、もともとあんまり興味のある分野でもない。私の望みは、バスの便は1時間に2本でいいから眺めが良くて、仕事部屋があって、少々の薬味が植えられる土があったら嬉しいな、というくらい。大きな家に至ってはむしろ住みたくない。施行例に登場する「奥様」たちのように「家事動線が考え抜かれた使い勝手の良いアイランドキッチン」や「家族の笑顔と気配が感じられる開放的なリビング」に憧れたこともなかった。「ガレージ」という夢があるダンナのほうが、よほど家に対しては「理想」があると思うし、具体的にもブツブツひとりごちている。私はそれについて自他ともに「寛大に受け入れている」状況だが、「受け入れる」も何も、自分自身にたいした希望がないから、不動産屋さんに説明したりする時にも、本心では助かっている。いま「小さな土地に小さな家を建てる作戦」も急浮上しているが、そうなった場合、ハウスメーカーだか工務店だかの人に「奥様のこだわり」を何と言ったらいいんだろう。もちろん「こんなのやだ〜」ってのはあるんだが(やたら木目だらけとか、超スタイリッシュとか)、突き詰めたら譲れない「こだわり」なんてない。もし「あげるから住みなよ」って言われたら、木目でもロココでもコンクリ打ちっぱなしでもなんでも住むと思う。つまりは自分の仕事部屋があればいい。そんだけ。今回のことで「どんな家に住みたいのか考える」ってことは、「『価値観』や『ライフスタイル』を見つめなおす」ってことなんだ、ということがよくわかったけれど、それでわかった自分の「価値観」や「ライフスタイル」は、案外シンプルなものだった。さすが前世は修行僧。起きて半畳寝て一畳とまではいかないが、「9坪ハウス」がやけに心にしっくり迫るのも、そういうことかもしれない。
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