ぴんよろ日記
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2009年08月26日(水) あれよあれよと赤い壁

 相も変わらず、秋の空気への喜びに満ちあふれている朝。起きがけに「背中があったかいな」と思ったら、もぎくんがくっついて眠っていた。かなり久しぶりに、熱いコーヒーをいれた。そしておいしかった。何日か前までなら、思いつきもしなかったのに。麦茶ばっかり飲んでたのに。

 いつも眺めていた近所の斜面が、道路になろうとしている。草やら木やら、小さな畑がへばりついていた斜面。草も木も小さな畑ももうなくて、赤い土の壁になっている。きっとこれからガッチリ固められて、何事もなかったかのように道ができるのだろう。
 あっという間だった。あれ?と思ったら、見るたびに赤い壁は増えていた。そしてもう、なにも思い出せないくらい、なにもない。寂しい。寂しいが、すぐ近くの似たような斜面に建つ私が住むビルも、そうやって草や木や小さな畑を一掃したあとに作られたのだろう。なすすべもなくその景色を眺めながら、寂しいと思った人もいるだろう。そしてその人の家もかつては…。
 というようなところに落ち込んでしまうときりがないけれど、10年近く見慣れた…家を出る時に見上げては、一瞬、心なごませていた風景がなくなるというのは、やはり寂しいものだ。小さな畑に手を入れている人を見るたびに、あたたかく心強い気持ちがあふれていたのに。

 昨日の夜は、沖縄から帰ってきていた妹と甥っ子に会いにいった。甥っ子S坊は、また顔が変わっていた。赤ん坊の変わりようったら、本当にすごい。そして前回驚いた「後追い大王」度は、なんとますますグレードアップしていた。来月からは保育園に行くらしいので、妹よ、それまでの辛抱だ…。


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