ぴんよろ日記
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石けんの残量がピンチだったので、2本仕込む。熟成に1ヶ月かかるので、間に合わないかもしれないが、なんとか仕込む。ひとつにつき20分間手を休めずかき混ぜなくてはならないのだが、この間に本を読んだり、録画していたビデオを見たりするのが好きだ。グルグルとタネをかき混ぜながら、今日は、昨日録っていた浮世絵の番組を見た。 22歳で田舎から出てきて歌舞伎に心奪われた染め物職人が、新興の版元から出したという役者絵の傑作さ。でもその才能の輝きは、いろんな大人の事情で、あっけなく失われてしまう。 …そんな話を見ながら、グルグルとかき混ぜる。 激しく衝撃的に現れた人やものごとの「その後」って、難しいな…。「鮮烈のデビュー」って、とても高いハードルなのだろう。
夜、一杯だけ飲んで道を歩いていたら、ダンナが「体操の内村って、もうこんなふうには道を歩けないのかな。」と心配していた。いまはそうだろうな。
ほろ酔い気分で帰ってきてみたら、明日の朝だと思っていた「石けんの型入れタイミング」が目の前に存在していたので、あわててエッセンシャルオイルの配合を決めて、流し込む。この時間が楽しいのに、今回は慌ただしくて残念だった。ローズティーで仕込んだので、固まりやすかったのだろう。近いうちにまた作ろう。今回は、なんとなくバラっぽいのを作りたかった。「お花の匂い」って、どうも照れくさくて、あえてあまり作ってこなかったのだが、もういろんな石けんをさんざん作り、使ってきて、もはや変なこだわりも冒険心も失せ、いまお風呂で使っている「花もの」に、「あぁ、やっぱりいい匂いはいい匂いだ」と、素直になったのだ。 と言いつつ、バラの香りを演出(バラのオイルはぎょっとするほど高価)するはずのゼラニウムオイルが切れていて、結局は無印のフローラルミックスとローズウッドとラベンダーを組み合わせた。もうひとつはティートゥリーとウッディミックスの、渋さわやか系。それにしても酔っぱらいの配合。どう出ることやら。
型入れ用の牛乳パックを、以前は実家に頼んでいたが(私もダンナもほとんど牛乳を飲まない)、今回は「もうすぐ作ろうかな」と思い立ってから、あっという間にたまった。変なところで「人(ヒコ)と暮らしてるんだな」と実感。
なかばあきらめかけていたことが、ひとつ、たしかめられたので、ひそかにパワーアップ。
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