ぴんよろ日記
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お店ページの原稿が、なかなか進まない。こう言っちゃ何だが、「この程度」のものなら、普通はいくらでも書ける。でも、これはあくまで、誰のものでもない自分の本の中で、自分にとっての「真実」だけで書こうとしているので、難しい。しかも、水増しなし。たとえいいところがあっても、それを150%にはしないことを課している。あくまで100%の中で、いつも行く(行けなくなると生活に支障をきたす)お店への愛を語ることが、これほど難しいとは! こうしてみると、世の中にあふれているお店についての記述が、自分が書いてきたものも含め、どれほど「褒め」に偏向しているかがよくわかる。「シェフのこだわり」「隠れ家的存在」「開放感あふれる店内」「そんな女将を慕って訪れるリピーターが跡を絶たない」…だいたい嘘か、(ライターの)怠慢だ。「表通りに面してない、さほど広くない店」が「隠れ家」なら、世の中、隠れ家の方が多いっちゅうねん! だいたいみんな、そんなに隠れるほど表に出とるんかい!
夜、ベランダで洗濯物を干していたら、ピカッ!と流れ星を見た。その足下で、愛車・スカイラインGTRカルソニック仕様(トイザラスで3000円。シートを開けるとおもちゃ箱)を乗り回していたヒコに言ったら、かなり強い印象を受けたようだ。走って部屋に戻り、ダンナに報告している声が聞こえてきた。
ヒコ「せんたくしよったら、こわいのでてきた!こわいの!」 (私が「うわっ!」なんて、激しく驚いていたので、怖いものだと思ったらしい) ダンナ「なんが出てきたと?」 ヒコ「むろぼぼし!」
言葉って、ほんと、耳からおぼえるんだなぁ…。 むろぼぼし、か…。 蓑笠かぶった福の神みたい。だったら意味だって合ってるぞ!
本づくりのゴールが、かすかに、しかし確実に見えた日の夜。「むろぼぼし」を見たのは、きっと偶然じゃないはずだ。
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