ぴんよろ日記
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2008年07月22日(火) 早くも

 朝から「たけやま」、昼から「紅灯記」へ取材。どちらもあまりにも常日頃から行っているので、あらためて取材するのは不思議な気分。でも、どちらも意外な話など聞けてよかった。レンズに助けられつつ、写真もがんばって撮った。マウントアダプターひとつで、もう使えないかと思っていたレンズが、デジタルでじゃんじゃん使えるというのは本当にありがたいことだ。でも、自分はぜんぜんカメラマンじゃないな、と、写真を撮るたびに思う。シャッターチャンスの逃しっぷりには、我ながらあきれる。カメラマン、デザイナー、エディター、ライター…職業的に身近なあたりでも、すべて別人種だ。

 夕方、撮影した写真をパソコンに取り込みつつ「そこからもう1歩踏み込んで撮れなかったのか!」などと自分に突っ込みながらボーッとしていると、そんな(?)ライター仲間の福岡の小坂さん(「福岡喫茶散歩(書肆侃々房刊)」著者。ちなみに写真は私よりはるかにうまい。念のため)から、なんと「いま『たけやま』にいるんですけど…」という電話。すぐに家を出れば、次の仕事までの間、ほんの少しだけど会えるタイミングだったので駆けつけ、お互いの本についてササッと意見を交わし、別れた。本当にほんの少しだったけど、過不足なくメッセージは送り合えた感じ。一連の本づくりの流れの中で、久々のお店取材を始めた、この日、この時に現れてくれたことだけでも、勇気づけられた。ありがとう!

 夜は、龍踊の稽古を見に行く。いよいよ今日から始まるのだ。
 小学校のグランドに、ポワンと明かりがついていて、あっちでは子どもたちが囃子や子龍の練習、こっちでは大人たちが真剣な顔つきで棒を振り回し(龍を使っての練習は8月から)、そのまわりには、まだ楽器も持てない小さな子どもがはしゃいでいる。囃子や子龍を教えるのは、もちろん子どもたちの親ではなく、町の大人たち。必要な時は、容赦なく叱る。…なんだろう、ここは。この世なのか? 極楽ではないのか? 早くもちょっとだけ、目頭が…。


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