ぴんよろ日記
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とある取材で、長崎大学へ。 大学って、いいなぁ。勉強だけできるって、天国だ。…ということは、出てからようやく分かる。私も来週あたり「37歳、夏。勝手に大学生週間」ということにして、集中して本を読んだりしよう。来週ならなんとかできそうな気もするので。 取材した薬学部の先生の机には、30年前のコンピューターが飾ってあった。「いくつもの過程を経てかけ算や割り算ができる」くらいのものなのだが、いまでも電源が入っていて、生きていた。それが本当に「生きていた」という感じがしたので、不思議だ。古い機械には、命があるように思える。先生に尋ねると、待ってましたとばかりに、中身を開けたりしながら説明してくれた。キーボード部分が、ガバーッと開いて、基盤があるのだが、それがちょうど、車のボンネットのようなイメージで作られているらしく、たしかに、ボンネットを開けた時の支え棒みたいなものもあった。さらには、コンピューターの外観が、なんだか「生き物くさい」と思っていたら、スターウォーズのダースベーダーをデザインしたものらしい。ダースベーダーが生き物かどうかは定かではないが、とにかく、そういう、コンピューターとは関係のないものからデザインされている…というより、たぶん当時はコンピューターそのものの効率的なデザインなどはまだなくて、あらゆるものを、どこか何かから借りてきてつぎはぎして作っていたのだろうけど、それがなんだかとても自由な空気を醸し出していた。いろんな意味で、余地だらけな感じ。いいものを見た。
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