ぴんよろ日記
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2007年12月12日(水) あらくれの血

午前中、仕事をひとつ済ませ、帰宅。
休みのダンナが、どこかで昼ごはんを食べようとスタンバイしていたが、
家にいたかったので、サーモンクリームスパゲティを作る。

まだ浅い冬の、霧雨の日。
こんな日は、極力家にいて、書きものなどしていたいものだ。

昨日読んだ本が良かったのか、椅子の高さを調整したのが良かったのか、
今朝は起き抜けに、背骨が派手な音を立てて動き、
このところ悩まされていた右肩のこりと痛みが、少しやわらいでいた。
身体にとって意識は、本当に大切だし、その意識は、心から来る。

心…キングオブ・やっかい。しかし、それが、ある意味、すべて。

ヒコ氏の言葉が、日々、明瞭になっていく。
いままでできなかった発音ができるようになって、
こちらに意味が通じていることがわかると、とても嬉しそうだ。
しかし今朝は、
「おいく」とも「ぼいく」ともつかない言葉をしきりに訴えてきて、
しばらくなんのことかわからなかったが、
「おにく?」「うん!」「おにくたべるの?」「うん!」
「昨日のお肉がおいしかったの?」「うん!」
…ということで、朝っぱらからアグー豚を焼き、居酒屋臭に包まれる我が家。

目が覚めてすぐに、ごはんをかき込もうとするヒコ氏の、
その、食の性癖のようなものはなんだろうと思っていたが、
ダンナによれば「そりゃ漁師だ」ということで、不本意ながらも納得した。
そして、ヒコ氏の動きのありようも、やはりそのへんから来ているのだろう。
3年前に死んだ、ダンナ父。元は、境港のイカ釣り船の漁師。
冬の日本海で、拿捕すれすれにあらくれてきた血が、
あぁ、確実に流れていることだよ。


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