ぴんよろ日記
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2006年10月11日(水) きれいな糸くず。

長年読み続けていたシリーズ本の中で、
どうしたことか本棚から抜けているその一冊が読みたくて、
ふと入った古本屋で買う。
前の持ち主が挟んでいたしおりや新刊案内や帯がついていた。
その折り方や挟み方や残し方(私は新刊案内をすぐはずす)が、
あまりにも自分と違うのが感慨深くて、
すべてをそのままに、借りた本のようにそっと読んでいる。
初版だったから、たぶん私に負けず劣らずそのシリーズを楽しみにしていて、
でも、その人はいろんなものを挟んだまま、本を売った。
私は、2冊目となるけど、どうしても読みたいと思ったので、買った。
その他、目の前にある1冊の本をとりまく、おそろしいほどの、様々な要素。
無限に広がる世界の綾の、きれいな糸くずを拾ったみたいな気持ちになる。

そして、2冊目を買いたくなっただけあって、
あらためて読むその本には、いまの私に必要なことがワシワシと書かれていた。



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