ぴんよろ日記
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2006年08月04日(金) 埴輪のころから

じわじわとやるべき仕事がたまりつつある週末だが、
体の訴えに耳を傾け、今日までは休む。
昼寝の途中で足を動かしたら、右足の付け根が「がっぽん!」といって、
骨がはまりなおした気がした。

今、まじりけのない夏。
夏だ夏だと言ってはみても、まじりけのない夏は、ひと月もない。
梅雨が明けて、お盆まで。
だからもう、今年の夏は、あと10日もない。
とんぼがスイッと飛んだら終わりだ。
夏にくらべたら、まだ春のほうが長い。

今夜は取材で仙台にいるダンナ。
牛タンのお店に入ったけれど、さほど感動はしなかった様子。
ラーメン屋にいたっては「ゲロマズ」だったらしい。
地域の違いだろうか、それとも絶対値的なものだろうか。


朝は板付カマボコとごはん、ゴーヤの塩もみ、玉子入り味噌汁。
昼はそぼろごはん、キュウリの塩もみ。
夜は父とぼっちゃんと、なぜか茂木の飲み屋さんで、
刺身、メバルの煮付け、タチウオの塩焼き。
あまり期待はしなかったが、おいしかった。


◇◆◇


壱岐で気が遠くなったことは、田んぼの、田んぼ歴の長さだ。
千年万年単位で田んぼな田んぼ。
毎年毎年米を実らせては、その時々の生活や政治や経済を支え続けた。
遺跡の場所はもはや遺跡と呼ばれて過去を見せているけれど、
田んぼは田んぼのまま、とにかく田んぼであり続けていて、
のどかというより、凄味だった。
私自身は、たぶん、先祖や前世も田んぼとはあまり縁がなかった気がするので、
よりいっそう、恐ろしいほどの、風にそよぐ青田だったのだ。

埴輪のころから、米は米。
パソコンになっても、米は米。

その途方もなさが、島という限られた土地では、ぐいぐいと目に迫る。



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