ぴんよろ日記
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マイナーがメジャーな顔をするいやらしさ、というのがある。 それを知っていること、わかることが偉いのだ、とでも言いたげないやらしさ。 メジャーなものを、メジャーだからということで小馬鹿にするような。 たしかにマイナーなもののおもしろさってあるんだけど、 それはそれぞれの項目ごとに語られるべきであって、 「あれよりこっちが知られてないから、こっちを知ってる方がツウ」 というような語られ方は、その物事にとっても不幸せだろう。 だれもが知ってる店と、いわゆる「隠れ家」的な店。 それはそれぞれの良さがあっていいわけで、 隠れ家が、隠れてるから偉いってことになったら、いやらしい。
昨日の新聞に「SRK博(仮名)」のボランティアガイドが、 観光客を引きつれてグラバー園の横を通り、 「ここは見ません」 って言う場面が書かれていた。 そこに居合わせたわけじゃないから、 これだけをどうこう言うべきじゃないとは思うんだけど、 「SRK博(仮名)」の一面が、とてもよく現れている。 たしかにグラバー園はまごうかたなきメジャーだ。 「町歩き」っていう長崎の楽しみ方をするならば、 訪れる優先順位は、ドーンと落ちてしまうだろう。 だけど、今となってはどんなにつまらない観光地に見えても、 長崎にとっては重要な人が住んでいた、大切な場所なはずだ。 別に見なくてもいい。 でも、自分たちが推し進めるものの面白さを強調するために、 わざわざ「見なくてもいいもの」として引き合いに出すのは、 なんと悲しくて、愛のないことか。
とにかく、キューンとつらくなったのだ。 それがいいことであるかのように、より楽しみを知る一歩であるかのように、 何かを見ないことを踏み台にして、何かを見ていこうという姿勢が。
SRK博(仮名)に、どうしてもなじめない理由が、またひとつわかった。
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朝&昼は、昨日のお昼の残りの魚肉ソーセージの焼いたのや、 たべものの通販のお試しセットに入っていた、しらすなど。 しらすがおいしくて、ごはんを追加チンした。
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こないだ本屋で、長崎の新しい雑誌を見かけた。 悲しいかな先日なくなってしまった「ナイト長崎」から、 飲み屋さんの紹介と、お姉さんの写真をとっぱらって、 銅座のワインバー「INK(仮名)」の台所で煮詰めたような本だった。 その顔ぶれと内容から、パラリとめくっただけで、 「INK(仮名)」のカウンターに5時間ほど縛り付けられたような気分に。
この中の誰とも個人的な関係のない人が、か、か、買うのかな?
でもあいかわらず岡野さんの漫画はたまらなくせつなくて、大好きだった。 図書館で「ナイト長崎」のバックナンバーを引っぱり出してきて、 漫画だけコピーして自分で製本しようかと思いついたほどだが、 図書館に「ナイト長崎」のバックナンバーはあるのだろうか。
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