ぴんよろ日記
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| 2005年03月23日(水) |
あったりなかったり回っていて。 |
昨日の夜は、ピーターの「越路吹雪物語」を観に行った。 劇の部分もそこそこに面白かったが、 どちらかというと「『岩谷時子物語』だなぁ」と思った。 楽しみにしていたのはやはり、リサイタル部分。 いくつかの曲をメドレーで歌う。 私は一時期、越路吹雪を聴きまくっていたことがあるので、 いくらピーターと言えども、歌の及ばなさは否めなかったが、 それでも、動きや表情などがドッキリするくらい似ているのと、 生の人間がそこまでやってるってことに、ググッと迫られる。 さらに、かなり熱の入った越路吹雪ファンであろう人たちから、 「コーちゃん!」と絶妙な合いの手が入った瞬間があり、その「間」はたぶん、 たとえば歌舞伎における「大和屋っ!」「高麗屋っ!」とか、 都はるみの歌唱時における「ミヤッコッ!」のかけ声のような、 知っている人のあいだでは 「そこで発するもの」「こんな感じで発するもの」 と決まっているようなものだったんじゃないかという感じを受けた。 だから昨日「コーちゃん!」と叫んだ人たちは、 本物の越路吹雪に何度も叫んだ人たちなんだろう。 そしてこんなことがあるなんて、思ってなかっただろう。 越路吹雪はもういないのだから。 でも昨日は、一瞬、現れた。 最後の「愛の賛歌」の時はそう感じなかったけど、 「サントワマミー」では「降りてる!憑いてる!」と思ったときがあった。 「コーちゃん!」のかけ声も、その時かかっていたから、きっとそうだ。 大きなパワーを発していた越路吹雪という人、 それを演じようと思って実現させたピーター、 またそれを観る、越路吹雪ファン。大きなかけ声。
楽しい 夢のような あのころを 思い出せば
「サントワマミー」
越路吹雪は、自分が死んでこんな舞台があると思わなかっただろうし、 ピーターは、越路吹雪がまだ生きていたら、こんな舞台はしなかっただろうし、 ファンは、越路吹雪が死んで悲しかっただろうし、しかしまたこうして、 一瞬だけでも目の前に生きて現れるとは思っていなかっただろうし。
だけど昨日は、死んだ越路吹雪を、生きたピーターがやって、 生きてるファンは、もう封印したはずの、越路吹雪にかけていた声を上げたのだ。
ないはずのものがあったり、いるはずの人がいなかったり、 なんかグルグル回ってつながっていて、ちょっと泣けた。 いちばん感動したのは、その人たちのかけ声にだったかもしれない。
こういう舞台は、ちょっと特殊だと思う。 ある部分ではどうしても減点されるし、 ある部分では最初から免除なところもある。
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「お上」嫌いの私としては、 長崎の新しい博物館が「奉行所型」なのが、最悪にバカバカしい。 土足禁止だったりして。あーヤダヤダ。 そのうち文句言ったヤツはお白州で裁かれたりして。 そういえば近くの小学校も、一応私の母校の中学も、 おなじく「江戸時代権威的建物」になっちゃったし。 長崎って、どんどんダメになってないか。 さるく博のCMの安っぽさは、もはや犯罪的だし。
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同級生ウォッチングシリーズ。 「愛知万博一番乗りを目指して泊まり込んでいる男」 トホホ…。
その2 「無期判決を受けた5年前のハイジャック事件の犯人」 トホホホホ…。
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今夜はハンバーグ。 ほうれん草としいたけのバター炒め&ポテト添え。 新タマネギのサラダ。ポタージュスープ。
全部ちゃんと作るのに、ファミレスみたいだ…。
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