ぴんよろ日記
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2004年10月02日(土) この町へのスタンス。

長崎の町についての、私のスタンス。
いくらどこかの何かが好きでも、
声高に、しかも外から首を突っ込んで反対運動などをするのは、
私の気持ちには合わない。
でも、自分が歩いたときの気持ちや考えを書いていくことで、それを読んだ人が、
「あぁ、あそこのあれは、そう思って見てみるといいなぁ、
 残らないかなぁ」と思ってくれて、
それが、直接的ではないかもしれないけど、
めぐりめぐって、少しでもいい方に響けば本望と思って書いています。
無責任なようだけど、私なりの、この町への責任の持ち方です。

無責任と誤解されついでに宣言をすれば、
私は「たくさんの人と力を合わせる」ということができませんし、
したいとも思いません。
どれほど素晴らしい主義主張信条に基づいていても、
「たくさんの人と」という部分に、猛烈なストレスを感じてしまうので、
誰に何と言われようと、
私はひとりでやれることを、信頼する人たちの力をお借りしつつ、
コツコツやっていこうと思います。
そういう意味で、今度の本を出せたことは、まさにその最高のかたちでした。

嫌いになりかけたこともあるけど、私はやはり長崎の町が好きだし、
いろんなものが片っ端から壊されていくならば、
悲しみつつも、その姿を文や絵や写真に残したりしながら、
いまある「残した方がいいもの」が、次にまた壊されないよう、
流れに棹さしていきたい。
密かな、でもじわじわと効く棹になりたいと願っています。


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