ぴんよろ日記
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2004年09月23日(木) あの人に会えただけでも!

唐津の旅館を取材した。
いつかは泊まりたいなぁと思っていた宿。
思っていたよりも、ずいぶん良かった。
いろんなことを考えさせられたが、
中でもとびきりに印象深かったのが、
その宿のお花を活けているお姉さんだった。
花屋さんから買ってくるのではなく、
自分の足と手で、野山を巡って草花を集めてくる。
その目の光の強さが、もう、ただものじゃないのだった。
人と接するときは、とても優しく、やわらかいのだが、
廊下をひとりで歩いている姿からは、
まったく隙のない、…どうなんだろう、素晴らしく優秀な「くノ一」って、
あんな気配なのかもしれない。
人間の言葉を持たない者(草花や器)と、常に対話しているからこそ見える世界。
ジャンルは違うけれど、私も精進しなくては…と身の引き締まる思いだった。
私にしては、まったく珍しく、一緒に写真も撮らせてもらった。
あの人の花を見るだけでも、あの宿に行く価値はある。


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