ぴんよろ日記
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ふたつ、峠を越えた。 ひとつは夏が。昨日の夜の風は、秋の匂いとまではいかないけれど、 夏の終わりが遠くに見えた風だった。今までは見えなかった。 もうひとつは、足。 数日前アブに刺されて、思いっきり腫れて熱を持っていた。 今朝起きたら、まだ腫れてるけど、勢いは下降線だとハッキリしている。 良かった…。
なんにしても、つらいときは「ずっとこのままか」と思えて、 その状態に慣れすらするが、いつかは終わる。 もちろんいい時も終わってしまうけど、それはそれでいい。 花火を一日中見ていてもしょうがないのと同じ。 要は、花火を見に行く道中や帰ってからの時間も、どう楽しめているかだ。 日々の暮らしのベースのレベルアップというか。 もちろん気の持ちようの部分で。
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子ども。 これまた数日前、知り合いの赤ん坊と過ごす時間があったが、 あまりにもひとりの人間だったので、嬉しくなったり驚いたりした。 どうしようもなく小さくて、現実的なことはほとんど何もできないが、 すでに、あまりにもひとりの人間だった。 「赤ちゃん」とか「子ども」とか、ひとくくりにするなんて畏れ多いほど。 さらに昨日、4人の子どもたちがいる家に行き、 用件を数分で済ませ、あとは子どもたちと遊んでいたが、 おなじ親から生まれてきた4人なのに、 またまた強烈にそれぞれだった。 親とか兄弟とか、普通は揺らぎがたい関係だと思われがちだが、 それ以前の大前提で、年は違えど、ひとりの人間同士でしかない。 産んだ、産まれた、育てられたというのが強烈な縁だというのは動かないけど、 大前提は、ひとりひとりだ。
そう思えば「親兄弟の問題」とされていることで、 解決することは多いのではなかろうか。 でもなかなか思えない。 それは生きものとしての体の結びつきは、あなどれないから。
前にどこかで書いたかもしれないけど、 私は「私って子ども好き!」と公言する人を信じられなくて、 それは「犬好き、猫好き」とおなじに聞こえるからなんだけど、 この数日で、やはりその思いを深くした。
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昨日は、大好きな「ホスト」の番組があったので、しっかり見入った。 ホストクラブに行きたいとは毛の先ほども思わないが、 彼らを追う番組は、つい見てしまう。銀座のママがでてくるようなのも見る。 ホストたち…もう、私の年の人は出ていなくて、 今ナンバーワンという人も、 かつてナンバーワンで、いま自分の店を持ってるという人も、 どっちも妹と同じ年だった。
いま流行りの「自然体」や「等身大」を自分の中から追い出し、 ギラギラと背伸び以上に生きている人たち。 彼らの方が、よほど人間的に見える。 経営者の家で共同生活をしている若いホストたちが、 抜け殻のような顔をして冷やし中華を食べているシーンにグッと来た。 ナンバーワンのホストが、 野菜のいっぱい入ったスープを自分で作って食べているところも。
ひとつ心が痛むのは、 ラッパ飲みされている高級酒を造る人に気の毒だという点だが、 そのほかにもいろいろと見るべきものが多くて、見入るのであった。
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今日は長かったですね。
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