ぴんよろ日記
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2004年04月05日(月) 良くも悪くも。

おとといNHKでやってた「映像詩・里山」。
あれはちょっとすごすぎた。
そりゃないだろうとすら思えるほど…。

何気ない田舎の風景を一年間追っているのだが、
いったいどれだけの待ち時間とアングル設定、
その他もろもろが必要だったかと考えるにつけ、
頭を抱え込んでしまうような映像が目白押しだった。

人間はもちろんのこと、
魚や鳥たちにも「3,2,1、ハイ飛んで!」
と言ったとしか思えないカットが続々と。
一応、テレビカメラマンのダンナと二人、
「うっそ、うっそ〜」
「何時間待ったとや〜!」
「まさかこの動きの先に…やっぱりおったー!」
と、叫びながらの数十分だった。

ぜんぜんほのぼの見れない私ら。

しかも昨日は、さらに、NHKアーカイブスで、
「マサヨばあちゃんの天地」と「出稼ぎの歌」を見たのだが、
これがまた。
特に、一人で自給自足の生活をしているマサヨばあちゃんのもとには、
放送後、なんと1万人が訪れたのだという。
…ということを、あの落ち着きはらった司会のおばさまが、
さも番組が良かったから、と言わんばかりに仰っていたが、
私は、ばあちゃんはさぞ大変だったろう…と思った。
どれだけの人が、無いものねだりの幻想を持って押しかけたかと思うと。

良くも悪くもNHK。
NHKにしか撮れない感じのものってある。
お金と時間が恐ろしいほどかかっているのだけはわかるんだけど、
でもそれが、撮られた方にとって幸せかどうかは、…わからない。
そして、あれが真実の姿かどうか…それももちろんわからない。

やっぱりNHKのドキュメンタリーは面白いなぁ、
そしてテレビはこわいなぁ、と思った2日間でした。


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