ぴんよろ日記
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最近、朝が早い。 猫が起こすのだ。 鳴くとか、走り回るとかではなく、 寝ている顔や肩を、ポンポン、と叩いて。 初めてそれをされたときには、ぎょっとして起きた。 誰だ!と思って。 ぱっと寝返りを打って目を開けたら、猫が正座していた。 それからというもの、毎日、えさをやるまで叩く。 寒い日は、えさを食べた後も叩く。そして、布団に入ってくる。 その叩き方が、あまりにも人間のリズムなのだ。
「もしもし?奥さん?」
まさにそんな感じ。 「たたけばおきるぞ、そしてえさをくれるぞ。」 すっかり知恵の付いた猫に、明日も起こされる。
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