ぴんよろ日記
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いま、ちょうどこの時間、ダンナはイヤな視線を浴びていると思う。 何かと言うと、あの、7月のつらい事件を起こした男の子の中学校に、 始業式の様子を取材に行っているのだ。 あの事件は、男の子の周辺に、様々なイヤなことを引き起こした。 そのひとつが、すさまじい取材だ。 あの事件の後、私がいくつか聞いた「東京からの取材の人」の、 とてつもないあこぎさは、 ローカル局の報道の仕事に関わっているダンナのためにも、 私だけでも「あれとは違う!」と言ってやりたい。 でも、きっとカメラを持っている人はすべて、 撮られる側から見れば同じやつらでしかないだろう。 だからいま、ダンナはきっと、 子どもや先生たちから「もういい加減にしろ、出て行け、イヤな奴らめ」 という気持ちや視線を浴びているのだ。 私も、もうそんな取材はやめればいいのに、 と、ニュースを作る人に対して思うけど、 イヤだから行かないと言える仕事ではない。
気持ちや視線を浴びるということに関して、 私は最近、水にイヤな言葉を投げかけ続けると、 結晶にした時に、つらい形を作るということを知ってしまったので、 体の70%を水分で形作っているダンナが心配だ。 でも解決策はあって、遠くからでも良い思いを送ると、 それに対抗できるらしい。
とりあえずがんばってみます。 猫と一緒に。
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