ぴんよろ日記
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2003年09月01日(月) イヤな視線。

いま、ちょうどこの時間、ダンナはイヤな視線を浴びていると思う。
何かと言うと、あの、7月のつらい事件を起こした男の子の中学校に、
始業式の様子を取材に行っているのだ。
あの事件は、男の子の周辺に、様々なイヤなことを引き起こした。
そのひとつが、すさまじい取材だ。
あの事件の後、私がいくつか聞いた「東京からの取材の人」の、
とてつもないあこぎさは、
ローカル局の報道の仕事に関わっているダンナのためにも、
私だけでも「あれとは違う!」と言ってやりたい。
でも、きっとカメラを持っている人はすべて、
撮られる側から見れば同じやつらでしかないだろう。
だからいま、ダンナはきっと、
子どもや先生たちから「もういい加減にしろ、出て行け、イヤな奴らめ」
という気持ちや視線を浴びているのだ。
私も、もうそんな取材はやめればいいのに、
と、ニュースを作る人に対して思うけど、
イヤだから行かないと言える仕事ではない。

気持ちや視線を浴びるということに関して、
私は最近、水にイヤな言葉を投げかけ続けると、
結晶にした時に、つらい形を作るということを知ってしまったので、
体の70%を水分で形作っているダンナが心配だ。
でも解決策はあって、遠くからでも良い思いを送ると、
それに対抗できるらしい。

とりあえずがんばってみます。
猫と一緒に。


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