ぴんよろ日記
DiaryINDEXpastwill


2003年08月26日(火) パーマをめぐる長い一日。

軽くパーマでもかけてみるかという気持ちにずーっとなっていたここ数週間、
ついに、なぜか妹が行くという美容院に行ってみた。
けっこう若者向けの、ピカピカした感じのお店。
入った感じは良かったんだけど、
1時間半後にしかできないらしい。
すんなり座れたら、その新しいところでかけてみようと思っていたので、
やめることにした。そしたら、お姉さんから、
「予約していただかないと」
と、キュッと言われたので、そうだよなぁ、とシュンとした。

まずは電話が苦手で、
それに輪をかけて「予約」というものが、悲しいくらい苦手で、
美容院や歯医者などに、軽い気持ちで行くことができず、
我ながら不便でしょうがない。
自分が動く時間が決まるということが、恐ろしい。
その時間に行きたくなくなるんじゃないかと思うと、気が遠くなる。
もちろん、仕事などで決まった時間は大丈夫なのだが、
(そこまでダメだと、ちょっと、暮らして行けません)
自分一人のことだと、とたんに引いてしまうのだ。

トボトボと店を出て、意味もなく夢彩都に行った。
そこにも1軒美容院が入っていたので、
そーっと覗いてみたが、どうやら忙しいようで、
お店の人もこちらをチラっと見たけど、何も言われなかったし、
なんとなく合わない気がして、やめた。
そしてまた意味もなく、紀伊国屋に行って本を立ち読みしたりした。
でも「今日こそは髪をどうにかしたい」という気持ちが強かったらしく、
(とにかくずーっと思っていたのだが、引き延ばしていた。
ものすごく思い悩んでいた。何度もホットペーパーとかを見ながら)
けっきょく、2度行ったことのある、近くの美容院に電話した。
そしたら、最初行ったお店で「5時以降」と言われてやめたのに、
「6時でどうでしょ〜」と言われて「お願いします」と答えてしまった。
我ながら、よほどどうにかしたかったらしい。

その時点で、4時半。
時間が決まってホッとしたのか、とてもアイスコーヒーが飲みたくなり、
「カフェ平井」に走る。
安らかな気持ちで飲んでいたら、急にお腹が減ってきて、
サンドイッチでも食べようかな…と思いながらメニューをジーッと見ていると、
平井のお兄さんから、何か難しいことを考えているのかと聞かれたので、
「お腹減ったなぁ、と思って…」と答え、
でも今食べるとゴハンがねー、などと話していたら、
パンを軽く焼いて、バターと砂糖とシナモンパウダーをかけたものを、
小さく2切れいただいた。すごくおいしかった。
よほど深刻な顔をしていたのか…。

さて、ということで、これから近くの美容院に行ってきます。
やる気があるのかないのか分からない、気楽なお兄ちゃん。
まだ行ってないのに、もう終わった気分。
勝ったも同然という感じ。




トンビ |MAILHomePage