ぴんよろ日記
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料理をするのが好きだ。 いろんな材料を、なるべくおいしくなるように、どんどん仕上げていく。 文章を書くのも好きだし、絵を描くのもわりと好きだが、 料理はもっと生きることと直結していて、 しかも目の前の人が喜んでくれたりすると、単純にうれしい。 食べることが大好きなので、これからも楽しい食事をしていきたいと思う。 そしてそれは、案外きちんと心掛けないとできないことだ。 油断すると、一人のぼんやりした昼食などに、どんべえなどが顔を出す。 しかしその寂しい感じもたまには楽しいと思えるところが、 人間の一筋縄ではいかないところ。
料理をするのが好きで、自分の料理がおいしいと思ってしまうと、 自然と店で食べる時に厳しい舌になってしまう。 正直言って、たいていの店の料理よりは、自分の料理の方がおいしい。 それはでも、そりゃそうで、売るための料理ではないから、 材料費は押さえなくてもいいし(キュウリ一本贅沢してもたかが知れてる)、 調味料も良いものを使える。 塩や醤油ひとつで、どれだけ料理の味が変わることか。 その点、お店の料理とはスタートラインが違うのだ。 (腕もいいと密かには思っているが)
だからこそ、好きな店はとことん好きだし、 店でしか食べられない料理もまた愛している。
真っ当なラーメン、蕎麦、 おいしい焼き鳥、 おいしいとんかつ、 ちゃんとした和食、 ちゃんとしたフレンチ、イタリアン、 ちゃんとした寿司、 などは、家ではできない。あるいはヘトヘトになりすぎる。 そのぶん、食べにいく楽しみが大きい。
…こんなことを真面目に考える、世間的には月曜の朝。 やけに朝顔が咲いている。
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