| 2002年03月18日(月) |
ハリー・ポッターと秘密の部屋 |
読み終わりました!! 確かに面白い。 巻を追うごとに楽しくなるというか。 何がこんなにみんな惹き付けるのかなぁと考えてみる。
1、展開 一難さってまた一難…というか去りきらぬうちに次の事件が勃発。 うまい具合に読む方の気を引いてるなぁと思ったり。 2、キャラの魅力 ベタベタかもしれないっけどやっぱり魅力的。 三人三様に可愛いなぁと思うし。周囲を固める脇がまたベタでいいなぁと。 ツボをついてるんですかねえ。お約束というか。 3、小物使いがうまい。 小さないろんな要素をあちこちに散りばめてあって、 それがまた独特の世界観なものだから 一つ一つが斬新で、おお、そうなのかぁ、そういうものなのかぁと 思っている間にどんどんストーリーが進んでいく。 数が多いから思考を絞りにくいというか、展開を読みにくいのだろうなあと。 常識が通じない以上、たとえば一つの鍵でも石でも その背後に何が隠れてるかわからないし。 その秘密がまたうまい具合にツボ! 4、設定がしっかりしている。 正直こんなに話が広がっていくとは思っていませんでした(失礼な) 子供向けっていうから結構ワンパターンなのかと思っていたら そういうわけでもないらしい。 一人一人の生まれや育ちや価値観みたいなものが (主役格というより特に周囲の)がしっかり決められているんだなぁと 感じました。しかも揺らがない。 よっぽど長く暖めていたんだろうなぁ…とか思ったり。 5、単純明快、わかりやすい。 展開がすごくわかりやすい。図式も。 白があって黒がある。白は正義で黒は悪。 主人公のライバルはとことんイヤなヤツで悪いヤツ。 みたいな。勧善懲悪というか。 灰色で悩むシーンとか今のトコない気がする。 こういう時代だし。現実で迷ってる分、せめて物語の中では 完全なる悪の敗北を願っているのかもししれないですね。
てなわけで。 私が今思いつくのはこんな感じです。 まだ二冊しか読んでないけど。 面白いし、次を早く読みたいと思っているのは確か。 全七巻のうち現在日本語に訳されてるのが三巻まで。 四巻以降、英語でも読んでみようかなぁと思わせられる魅力がある。 こんなに英語嫌いの小保でさえ。 なんだろう…。 なんでこんなに惹きつけられるんだろう…。不思議だ。 でもとにかくコテコテの典型のツボを外さず踏みまくってるトコが 今の時代に受けたのかなぁ…なんて生意気にも分析してみたり。 それにしたって、「秘密の部屋」はハーマイオニーの活躍が 少なかった!!超、不満!!次は期待vv 好き好きvvハーマイオニーvv
「今から「アズカバンの囚人」(第三巻)にゴーなのです♪」
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