思いがけない再会 - 2002年11月02日(土) どうしてこんな事が起こるのだろう。 もう、すっかり気持ちが覚めて ぽっかり心に穴が開いてる今日この頃。 いつもの様に、今をエンジョイする私がいる。 11月2日、土曜日。 仲良い委託会社の人と4人で 行きつけのステーキ屋さんへ。 もち、おごり♪ るんるんしながら、出かけていった。 2時間ぐらい、飲んで食べてからでしょうか。 「次は、別の飲み会があるから 4人で参加しようぜ。」と。 ドキ、っとした。 その飲み会の参加メンバーの中に SさんとMッチの名前があった。 私の動きは、止まった。 そして、思いっきり動揺した。 「私・・・行かない。」 そう言ったけど 「いいじゃん。 ちょっと顔出しに行こうよ。 久々に集まってるんだしさー。」 そう、誘われた。。。。。 ちょっと強引めに、その会場に連れて行かれた。 委託会社の、辞めたメンバーと現在居るメンバー、 後から行った私たち含めて全部で12名、集まった。 一番奥には、、、、Sさんが居る。 その横には、Mッチ。 ちょっと手前には××××。。。 ・・っと、かなり気まずいメンバーがそろう。 全部、私が今は連絡を拒否ったメンバーである(汗) でも、何もなかったように時間は過ぎて 会話は弾み、 時間が23時を過ぎた頃。。。。 もうそろそろ終電がなくなる、って事で 解散になった。 Sさんとは、席が遠くて全然話せなかったけど 帰りに外に出た時。。。。 やっと、話す事が出来た。 「この前は悪かったね。。。」と。 「もう、嫌われてるから 逢えないって思ってた。。。」 そう、Sさんに言われた。 「うん。。。 逢っちゃいけない、って思ってて。 連絡先も変えた。。。。」 気まずい会話が続くけど 周りには人がいるからあまり会話が続かない。。。。 家の遠いメンバーは駅に向かって歩く。 後は、キャバクラへ行くメンバー。 後の残りは。。。 Yちゃんの彼氏と、Sさんと、私の3人。 Yちゃんの彼氏が私に言う。 「寮組、帰るぞ!」 私は。。。。 その場に居るSさんを置いていく事が出来ず 結局Yちゃんの彼氏は私を置いて帰ってしまった。。。。 その場に取り残された、私とSさん。 周りに誰も居なくなってから。。。 ギュ、って、抱きしめられた。 そして 「逢いたかった。。。」と。 「本当に悪い事をしたと思ってる。 嫌な思いさせてごめんね。。。」 私は。。。。 最低なSさんの性格をみてるし 奥さんを愛してるのも知ってるし 今は好きかどうか、って言われると 別にどうにも感じないんだけど。。 抱きしめられると。。。。 全然嫌な気がしなくて。。。。 どこかで、イケナイ、って感情を抱きながら ギュ、っと抱きしめ返した。。。。 まだ、人通りのある、駅周辺の道で。 キスをされた。 迷いながら、そのキスに答える。。。。 懐かしい、キスの味。 てか。 キスは。。。。本当に人によって違うと感じる。 Sさんのキスは情熱的なキスだった。 でも、私が一番好きなのはKの優しいとろけるような キスだけど。。。 Sさんのキスも、とても好きだった。 好き、だった。 「奥さんとは、ずっとうまくいってない。 今日もSnowが来るんじゃないかと、疑ってた。 今日帰らなかったらもう離婚だと思う。。。。 でも、俺はSnowが好きだ。 Snowが俺と一緒になってくれるなら、離婚してもいい。」 急に、そんな事を言い出すSさん。 きっと、不仲は夫婦関係に疲れたのだろう。 「俺はずっとSnowが好きだった。」 そう言い出す、Sさん。 その場しのぎの言葉かもしれない。 私を抱きたいからその台詞を言っただけかも。 でも、それはあまりにも私には重い言葉で。。。 でも、心の何処かで嬉しくて 突き放す事が出来ずに、いた。。。。。 Sさんを好きだ、という感情は もう生まれてこない。。。。 今日帰らないと、離婚 その言葉は、深く私に突き刺さる。 それでもいい、と酔った勢いなのか Sさんは言うけど。。。。 そんなの、ゴメンだ(汗) これ以上、長く居るとちょっと困る。 とりあえず、フラフラ歩き出してた私たち。 駅に向かって軌道修正。 「じゃ、今日は帰るから 電話番号、教えてよ。」 う。 せっかく番号変えたのに。。。。 そして、またかかってくるのも、うざい。 でも、教えてくれないと帰らない素振りの彼。 今度は、ばれないように、 知り合いの番号の2件目の番号に登録した。 携帯チェックさえされなければ、バレないだろう(汗) そして、登録完了して 携帯を手渡し、Sさんに抱きしめられた時。。。。 そんな、イケナイ事をしている最中 私の携帯がなった。 「何やってるの?!また流されてるね。 言いたくないけど、いい加減あきれるよ!」 そう、Yちゃんからメールが入った。 Yちゃんの彼氏が報告したんだろう。。。。 がつーん、と頭を叩かれた気がした。 一気に、酔いが醒めた気がした。 「ごめん。ちゃんと帰ろうね。」 私はSさんの手を引っ張って、駅に向かった。 切符を買って。 名残惜しそうに抱きしめてくる、Sさん。 キスをしようとしたけど。。。 今度は、ちゃんと拒否った。 何度も振り返り、改札を通ってSさんは去って行った。。。。。 すごく罪悪感が残る。 全てに対して。 Sさんにも、Yちゃんにも、奥さんにも、関係ないけどKにも。。。 Sさんを心の底から拒否る事の出来ない自分の弱さ。 また、同じ過ちを犯しそうになる自分に。 誰かをまた傷つけて悲しい想いをさせるところだった。。。。 いや、抱きしめられてキスをされた時点で もう裏切ってるけど。。。。 いろんな事が頭を巡った。 Sさんと別れてから Yちゃんにすぐメールの返事が打ちたかったけど 電池が切れてしまい、送れなくなった。。。。 トボトボ、独りで歩く帰り道。 何も思考回路がまわらなかった。 家に着き、携帯の電源を入れると Yちゃんから2度目のメールがきてた。 「悪いけど奥さんから電話がきても 本当の事言うからね!」と ちょっとキレ気味のメールが。。。。 あぁ、やっぱり返信してないし 2人の仲を疑ってる。。。(汗) とりあえず、現状を聞きたかったから その場は2人で残りたかったって事と ちゃんと帰った、って事を伝えた。 その後、Yちゃんから嬉しいメールが来た。 「Snowには本当にいい恋愛と幸せになって 欲しいと思ってるからキツイ事も言うよ。」 ありがとう。 私は本当にYちゃんに救われたと思ってる。 感謝の気持ちをこめて、返信した。 「Yちゃんのメールでかなり目が覚めた。 本当に心配してくれてありがとう。凄く感謝してるよ。」 ってメールを返した。。。 こうゆう事をビシっと言ってくれる友達は貴重だし こんな同じ過ちを犯す私には、そのぐらいガツンと言ってもらわないと バカは直んないし。 まず。。。。電話は、着信拒否でもしようかな。 話すと、心が揺れるから。 また、こんな感じで再会すると困るけど。。。。 ホント、社内恋愛はコリゴリだよ。 ...
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