長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2008年12月07日(日) 気になる声の、憧れの。

 嗚呼、こんなにも。


 思いがけぬ良い座席――5000超規模の会場で最前列センターブロック――で、気になる声の主、改め、憧れの声の主、の、笑顔に出逢えるとは。
 私の方を見て、だなんて自惚れたことは死んでも書けないけれど(ブログでそういう表現をしていた方をお見掛けもしたけれど)、此方を見て笑った、くらいの表現ならひとつの事実として書いても良いよね?
 絶対に、と言っても過言ではないほど客席とは視線を交わさない方だから(密かに物色している、なんていう噂もあるけれども)、最前列なんて絶対に、顔を向けては下さらないと思っていた。だから一曲終わった後に視線を、視線だけじゃなくて顔を、此方に向けたときは驚いて呆然としてしまったし(両隣の方達はきゃーきゃーと叫んでいたけれど)、其の上、笑って(微笑んで、ではないよね。フッて笑って)両手を振った時には、驚愕に思わず目を見開いてしまって、自分の行動に気がついたのは矢張り両隣の方達がきゃーきゃーと黄色い声を上げたからで、何が起きたのか把握したのは更に其の後だったような気がする。

 防音対策の為に耳栓した侭でごめんなさい。一年間、澱みなく追い続けた声の主は 気になる から 憧れ に。好きだなぁ、って感じたのは嘘ではないと思うから、この耳の聴力は兎も角耳鳴りと目眩の完治は望み薄だから、最後かも知れないという覚悟の下で年末年始も追い掛け続けることにする。


 過去も未来も、認めたから。










 <<  道標  >>


一言メッセージフォーム。長文は此方をどうぞ。




片翼 [MAIL] [CLAP!]

My追加