ヲトナの普段着

2004年08月13日(金) 随筆集 言の葉より 『時代』抄

 先日、亡父と一番親しかった方が逝去された。父よりひとつふたつ若く、仕事仲間であり、かつ競走馬を持つ趣味も同じだったからか、ふたりはいつも連れ立って行動していた。もう十年近く前になるかと思うのだが、その方は大きな病気を患い、父はとにかく親身になって再起の手助けをしていた。しかし、そんな父が先に他界し、目に涙を浮かべて寂しそうにしていたその方の姿が、いまも僕の瞼には焼き付いている……


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