| 2011年03月11日(金) |
死刑によって「更生の機会がなくなる」のか |
日経(H23.3.11)社会面トップで、男性4人が殺害された連続リンチ殺人事件で、最高裁は当時18〜19歳の被告3人の上告を棄却し、死刑が確定へと報じていた。
これに伴い、日経新聞では、元少年を匿名から実名に切り替えるとのことであるが、その理由として、「死刑判決が下された重大性に加え、被告の更生の機会がなくなることを考慮した」と書いていた。
確かに、『更生保護』とは、社会内において適切な処遇を行うことであるから、死刑判決となれば「更生の機会がなくなる」としても間違いではない。
しかし、死刑執行のときまで更生を図ることは可能であるし、死刑囚はそのような思いで生きているのではないだろうか。
そうであるのに、死刑判決によって「更生の機会がなくなる」と表現するのはいかがなものであろうか。
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