ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

吉井和哉版歌謡曲カバー? - 2009年02月15日(日)

from YOSHII KAZUYAの更新が
『もしわたしが歌謡曲のカバー集を作ったら興味ありますか?』
というものだった。
この質問がUPされたのが今日の日付に変わったばかりの頃で、
それ以降モバBBSでは、会員たちの、
「賛成!是非この曲を」の数々、そして中には、
「吉井和哉のオリジナルにしか興味ない」、
「安易なカバーに為って欲しくない」等など、様々な意見が殺到した。
私は、と言えば、『吉井和哉自身が歌いたい曲をどう選び、
吉井和哉がどのように表現するかが興味深い』と書きこみつつも、
ちあきなおみの「朝日楼」と阿久悠が作詞し井上忠夫が歌った
「水中花」を吉井和哉が歌ったならどうなるものか是非聴いてみたいと
お願いして仕舞った。
大勢のファン達がそれぞれの意見を述べる中、
お昼の2時に為って、吉井和哉からの新たな書き込みがあった。
まず『VOLT』発売前であるにも関わらず『変な質問をしてごめんなさい』と
謝って下さっている。(別に謝らなくて良いと思うけれど)
『ずっとやりたい曲が何曲かありまして』
『VOLTみたいな音で「歌謡曲を元ネタである欧米に逆輸入した」
みたいな形で洋楽的にアレンジし直せたら、面白いかなぁ』
……思い出した!
もう10年以上も昔に、これと同じような事を吉井和哉は、既に発言していた。

歌謡曲完全攻略ガイド【’68-’85】という本の巻末に
吉井和哉インタヴューが掲載されている。
95年から96年にかけて吉井和哉がDJを務めていたオールナイトニッポンで
“吉井和哉文庫”というコーナーがあった。
『吉井和哉のオールナイト・ニッポン』(95年10月〜)でかかった曲の一部
石橋正次/夜明けの停車場
ファースト・チリアーノ/私だけの十字架
チャーリー・コーセー/ルパン?世その1(エンディング)
ペドロ&カプリシャス/ジョニイへの伝言
あべ静江/みずいろの手紙
郷ひろみ・樹木希林/林檎殺人事件
フィンガー5/恋の大予言
弘田三枝子/人形の家
水前寺清子/ありがとう
フォーリーブス/急げ!若者
豊川誕/星めぐり
西城秀樹/ブルースカイブルー
堀江淳/メモリーグラス
岸田智史/きみの朝


この他、文中には、『キューティー・ハニー』のエンディング「夜霧のハニー」
『ガンバの大冒険』のエンディング、「白い蝶のサンバ」森山加代子、
『エメラルドの伝説』テンプターズ、『花の首飾り』タイガース、
山口百恵、作曲家・山下毅雄、アレンジャー・馬飼野康二・・・への
吉井和哉の思い入れがたっぷり語られている。
吉井和哉にとって、『歌謡曲は血みたいなもの、つまり細胞として体に入ってる』
のだという。
吉井和哉は、歌謡曲の構成に惹き付けられるのだそうだ。
『曲展開がずっと聞いてきた洋楽にはない展開なの。唯一グラム・ロックというか
シアトリカルなロックと呼ばれるものとは近いんだけど。で、これだけ構築されてる曲展開って
いうのは何なんだろうと研究してて、確かにロックとしては成り立たないんだろうけど、
これをロックに変換させることは可能だっていうのを、確かめるために歌謡曲を聞いてました』

この頃から考えていた、歌謡曲の元ネタとしての洋楽を今の吉井和哉が
音を鳴らし歌う事で新しく輝かせることが出来るのじゃないかな。
『オリジナルアルバム以上に濃い世界が頭の中で鳴っちゃってるんです』
素晴らしいなあ!
3年以内にって、何て頼もしいのだろう。早く音を聴かせて下さい!
この本の中で吉井和哉は、
『僕が好きな昭和40年代の歌謡曲っていうのはすごくしたたかで、
危険なものだと思うんです。・・・したたかであり残酷、かつすごく温かくてバカなものだと
思うんですよ。聞き手をまっしぐらにドン底に落っことしてくれる感じとか、禁止用語で
人を野次ったりする豪快さとか、おセンチなところはとことんセンチにさせちゃうところとかね。』と
語っていた。
これって、正に吉井和哉の音楽そのものだと思える。
皆で《一緒に愛していけたらいいなぁ》♪





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