ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

ハミングバード・メディスン - 2007年07月13日(金)



メディスンカード・デイビッドカーソン, ジェイミーサムズ著

ハミングバード……小さな姉妹
楽しげに飛び回れ
花の蜜で渇きを癒せ
おまえが集める蜜の甘さは
おまえが与えた愛の甘さだ


ネイティブ・アメリカンが持つ思想・信仰にもとづいて作られた
52のアニマルが描かれたカードを用い、
一人一人の命と、大地や大空、動・植物すべての命を繋ぎ、
向上させるというメディスンカードというものがある。
メディスンの真髄は、
≪宇宙との完璧な調和を保って母なる大地の上を歩く生き方≫
なのだそうだ。
その44番目のカードは「ハミングバード」ハチドリだ。
ハミングバードのさえずりは、純粋な喜びの波動であり、
その羽は、人の心を開くのだそうだ。
『開いた心、愛の心がなければ、花の蜜も生命の喜びも
本当には味わえはしない』
『「美」のあり場所を本能的に知っているから、
例え長い道のりだろうと理想に向かって旅をする』
“OPEN YOUR MIND OPEN YOUR LIFE”と歌った「トブヨウニ」、
そしてそのものズバリのタイトルで歌った「BEAUTIFUL」が浮かぶ。
そして、宇宙の音楽を聴き、その音楽に和音を奏でるという
ハミングバードの姿は、本物の「美」を目指し旅を続ける
吉井和哉自身の姿に重なって来るようだ。
「WINNER」も「Shine and Eternity」も何だか凄く
優しく大きな愛に包まれたような感じがして、
流石吉井和哉も40歳に為って成熟されたんだなあ〜なんて
しみじみ思っていたら、先ほど更新された「お茶菓子」に書かれていたのは、
“新たなる吉井和哉のキャッチコピー
『駄目なことを歌うロッカー』”だった。
ピンクのハートを飛ばした「マンチ―」も実にあやしくて良い。
「痛み」や「悲しみ」を知っているからこそ、
「生きる喜び」を歌える。
子供には「駄目」っていうような「いかがわしさ」も吉井和哉の勲章だろう。
新アルバムが益々楽しみだ。






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