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溢れ出すこの愛を君に見せたい - 2006年05月23日(火) THE YELLOW MONKEY最後のシングル「プライマル。」で “愛とか強調すると顔が変になるよ”と歌われていたけれど 全くその通りだと思う。 吉井和哉を好き過ぎて、エマさんを好き過ぎて、 私は、この二人のステージを心の底から愛するあまり それを喪う事を怖れるように為っていた。 二人の間の信頼の深さ・絆の強さを信じると言いながら 結局は、信じきれていなかったのではないだろうか。 BS放送でのインタヴューの言葉の端々から、どんどん不安が 拡がって行って、恐怖にも似た疑問をBBSで問うてみた。 エマさんを長い間見て来られた方々が意見を述べて下さった。 それぞれの考えを読ませて貰えて、本当に良かった。 《本人の納得できる活動ができることを願う》 そうなんです!結局、願う事はそこなのですよね。 どんな形であれ私達は、彼らが生み出してくれる音楽に触れて生きたい。 友が《吉井さんが”ロック”バンドをやりたいなら、 ギターにエマさんが入らない理由はないと思う》と言ってくれて、 思わず涙ぐんで仕舞うほど嬉しかった。 エマさんがご自分のソロ活動に集中したいという事があれば その時は吉井もエマの意思を尊重するだろうけれど あの「FOOLISH HEARTツアー」LIVEの吉井のエマへ向けた笑みを見るに付け そうそう簡単にO.Kするとも思えないよね。 エマが今度のNEWアルバムに参加しないと知ってから 私は、思っていた以上に動揺していた。 というより、2/28大阪城ホールの最後、エマが客席に向かって丁寧にお辞儀を してくれた事も、後になって思い返して?と不安に囚われていた。 ソロ吉井和哉にとって、エマ=菊地英昭とは、どういう位置なのだろうか? THE YELLOE MONKEYの時は、盟友だった筈。では、ソロ「吉井和哉」にとっては サポートメンバーの一員? 昨年の「スティルアライヴ」ツアーでは、エマは本当に控えめで ステージの中央に出て観客へアピールする事も殆ど無かった。 けれど「FOOLISH HEARTツアー」では、エマの占める割合が とても大きく為っていたように感じた。 ステージアクションもそうだし、ギターソロも。 それが、NEWアルバムにエマが参加しないと聞かされて、戸惑ったのだろう。 吉井和哉のオフィシャルファンクラブ「KY」が発足した時、 私達の間で「菊地吉井」の略称だ♪と話題になった。 いっそのこと「菊地吉井」のユニットを組めば良いのに、 という意見もあった。 THE YELLOW MONKEYというあれだけのバンドを解散させた吉井が YOSHII LOVINSON→吉井和哉と試行錯誤しながらソロになって、 今更エマをユニットを組むなんて、「そりゃないよな」と思いつつも、 これだけずっと見つめてて愛している自負のある私の予想を さっくり斜め上遥か彼方を進んで行く吉井の事だから どんな事が起こるか判りはしない。 あの元筋肉少女帯の大槻ケンジと橘高文彦がその名も 「大槻ケンヂと橘高文彦」という名前のユニットを組んでCDを出し、 ライブもやるのだそうだ。 ミラクルだ。 吉井和哉は、ソロになって、ボーカルの自分だけがスポットライトの 当たるライブにはしたくないと言っていた。バンド形態でやりたいと。 エマ以外のギターで歌う吉井和哉、ホントに合ってる!と思った 「FOOLISH HEARTツアー」バンドではないミュージシャン達を目にするのは 辛い事だろう。 けれど、馬鹿だと言われようが、私は、THE YELLOW MONKEYの遥か未来を信じている。 10年20年経った円熟の吉井和哉・菊地英昭・廣瀬洋一・菊地英二が 新しいTHE YELLOW MONKEYを魅せてくれるのを心待ちにしている。
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