|
続・JAPAN感想 - 2006年01月21日(土) 吉井和哉は今、自分の弱さというか本当の自分を認める&受け入れる事で 重い鎧を脱ぎ捨て、それが彼個人の強さを増したという感じを私は受ける。 THE YELLOW MONKEYのファンであった人でも YOSHII LOVINSON→吉井和哉のファンへと順調に移行していく のは必ずしも順調ではないのかもしれない。 けれど吉井はそれを恐れないで欲しい。 吉井の音楽の核として残る部分は残るだろうし、 ソロアーティストとしての吉井和哉が紡いで行く音楽は以前とは 当然異なっても来るだろう。 願うのは、THE YELLOW MONKEYのファンへ不自然な手の差し伸べ方を しないで欲しいという事だ。繋ぎ止めようとしないで欲しい。 インタヴューで発言していたように、吉井はちゃんと判っているとは思うけれど。 そして「人を救う歌を歌いたい、救いの音楽でありたい」という 吉井の気持ちは理解出来るのだけれど、その事を大上段に構え過ぎて 捉われ過ぎないで欲しい。 私は吉井に「人の為に」よりも「吉井自身の為に」音楽を遣って欲しい。 自分の事を歌ったって良いじゃない。歌いたい事を歌いたいだけ歌って欲しい。 遣り尽くせば良いじゃない。思い切りお遣んなさい。 そう伝えたい。
|
INDEX past will
時の谷間 |