ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

「愛の賛歌」のオルゴール - 2004年09月08日(水)

THE YELLOW MONKEYの公式BBSで、解散コメントの
吉井和哉の解散コメント中の言葉
『メカラ ウロコ ライヴの時、オープニングSEでいつも流していた
「愛の賛歌」のオルゴールが家にあり、そのネジを回したら
吐きそうになるくらい切なく、言葉では言い表せない気持ちになります。
それだけはわかってほしいです。惰性で続けることより、
無くすことのほうがどれほど辛いかを。』を取り上げ、
『惰性』という言葉を使って欲しくなかったと書かれた人がいて、それに対して
様々な意見が交わされ、随分長いツリーに為っていた。
其々の方にTHE YELLOW MONKEYへの愛があるのに、
どうして擦れ違って仕舞うのだろうと哀しくなった。
あの場で書いておられた人もいたけれど、私はあの『惰性で続ける』という言葉は、
『活動休止という状態のまま』で居続ける事ではないかと思いたい。
THE YELLOW MONKEYの活動にクリエィティヴな熱情や興奮を感じられないまま、
そのままの状態で居続ける事がどんなに辛い事か!?
それでもTHE YELLOW MONKEYというバンドを無くす事の方がどれだけ辛いか。
私には、到底想像もつかぬ程の苦しみだろう。
止むにやまれぬ苦渋の決断をああいう形で我々に知らせた姿勢は、やはりこの上なく
誠実だと思う。
『惰性』という言葉ひとつでも、これだけの受け取り方の相違があるのだから、
bridgeのソロインタヴューが発表されたら、どのような状況になるのだろうか。
また混乱が生ずるだろうか。その声をメンバー達
(もうメンバーとは呼べないんだろうか?そう思う事が凄く怖い。)が
見聞きしたら、どう感じるのだろう。
辛い。けれど、その悲しみから逃げてはいけないのだよね。
悲しみを胸に刻む事で、THE YELLOW MONKEYを愛する心は、より深くなる。
そういう風に私は、思う。
どんな写真を入れるか迷っていた私の「愛の賛歌」のオルゴールへは、
「追憶の銀幕」のあの写真を入れ、飛び出して来る前面の部分には、
大阪ドームアンコール時の「筏に乗った」4人の切り抜きを入れた。
会員証のキーホルダーひとつ・・・それが私の宝物だ。






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